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ゲームをめぐって・・・4人の座談会   part 1

この座談会は、四人のゲーム好きがゲーム音楽など聞きながら夜通しグダグダと語り合ったものです。
ノリと勢いで語り合ったものなので、間違いなどあればすいません。
なお著作権への配慮とプライバシー保護の観点から、文字に起こしたものを編集して掲載しています。

馬場(以下・B)・・・さて、始まったわけやけど・・・・あの〜、基本、最初はフリートークで。
岡野(以下・О)まぁ。
B・次の、ブレイクのあとは、あの〜、今のところは、コーナーって形で、えっと、やっていくわけやけど、あの〜、さっきも説明したとおり、それが、どの、ジャンル別のやつか、会社別か、タイトル別か、っていうのは、そのときの、気分で。(笑)
O・気分と空気・・・
B・気分と空気で、やっていくことになると思うんで。でたぶん、えっとね。一応時間配分を決めたけど、あの〜、フリートークコーナーとかって決めたけど、これはもう、なぁなぁ。なぁなぁで、いこう。
下木(以下、S)予定は未定で・・・(笑)
B・そうそうそう、予定は未定で。で、ブレイクをいれて・・・
伊藤(以下、I)まぁ。
B・その都度、ゲームをやったり、その都度、ビデオみたりとか。
S・そうです。
B・曲を聴いたりしていこう。そんな感じでやっていこう。よろしくお願いします。
みんな・よろしくお願いします。
B・・・・・・なんだ、この感じ・・・・なんか、変や(笑)
S・ぎょうぎょうしい・・・・
B・なんか変な感じやわ〜
S・良いんじゃないですか〜
O・まぁ、録ってるっていう意識があるから・・・
B・そう、なんか、しもっきーが最初に取り上げたかったやつがあるって・・・
S・取り上げたかったやつ?
B・うん、岡野氏から聞いて・・・・
O・なんか最初にBGM流したいって・・・
S・それはもう、ゲームと言えばまずこれでしょう!
B・(爆笑)
O・(笑)耳塞いだらあかんやろ〜そこで〜
(注・おなじみのイントロ。マリオの地上面の曲流れる・・・・)
B・いやもう。さっきも聴いたけど。これね。『スーパーマリオブラザーズ』
S・ええ。
O・親の声より聴いた・・・
S・(笑)
B・いやぁね〜これはね〜あの〜、後にビデオ見るか分からんけど、みんながもう、最初にやって、めちゃめちゃハマったってアクションゲームやからね。
S・そうですね。
B・いいよ、これは。
S・うちが生まれた頃からやってるからね。
B・そうそう・・・
I・生まれてすぐ。
数人・(笑)
S・当時、『麻雀』っていうゲームもファミコンであって、それと一緒にやってた・・・
B・あぁ、そうやね・・・(笑)麻雀やりながらゲームって凄いな。ゲームにゲームやん。
・・・・・・・うちは、スーパーマリオから入ったけど、その前に、マリオ・・・
S・マリオ。『マリオブラザーズ』
B・マリオブラザーズがあって、で、みんなたぶん、あの頃の・・・芸人とかになってる、ゲーム好きの芸人さんとかは、そっから入ってんねん。で、ゲームセンターにそれがあって、で、それをみんなでやって、で、それがファミコンになったからいうて、ファミコンやったら、アーケード出てくる、カメおるやん。カメがビュ〜ンってこうやって細くなってるっていうエピソードが・・・
O・あぁ、あぁ。
B・なんか容量かの問題で、アーケードではちゃんとカメがボヨ〜ンってカメらしくなってんねんけど、ファミコン版なったらすごい、長細〜い、カメに・・・これなんや、どないしてん、みたいな、そういうエピソードとか・・・
S・こっちから入った人にとっては、マリオブラザーズって異色らしくて。
B・あ〜あ〜あ〜・・・そっか・・・
S・逆に踏めないじゃないですか、普通の敵は。
B・あ〜きたきたきた
(注・BGM・『スーパーマリオブラザーズ』 「地下BGM」)
S・きた・・・・普通の敵は踏めないんですよ。下から叩いて引っくり返さないと、踏めないんですよね。
B・はいはいはい・・・・へぇ〜・・・・・でも、マリオブラザーズに出てきた、あの、いわゆる、ボン!っていうのを押すとこう、カメがボ〜ンとなって、ね。膠着するやつがあるやんか。あれ、マリオブラザーズ3でもなかった?あの、地下のとこ行って入ったら、それがあったっていう・・・・あったやんなぁ?
S・ええ・・・・・
B・俺それで遊んだもん。それが後にマリオブラザーズの、やつやって、知らんかったから、え〜、っと思って。
S・実は、関連があったっていうねぇ。
I・続編ですからねぇ。
O・続編。
B・続編やからね。俺、不思議なんはその、マリオブラザーズはマリオブラザーズでいいんやけど、スーパーマリオブラザーズはなんでスーパーがついたんか、最初不思議やってん。マリオブラザーズでいきゃあええやん、て。
S・そうです。ええ・・・・
B・でも後々わかったんは、スーパーマリオっちゅうのはスーパーキノコを採って、大きくなってスーパーマリオになるから、スーパーマリオブラザーズって名前がついた、みたいな・・・
S・そうですね。・・・・・・いろんなアイテムが出たのも、スーパーマリオブラザーズが始めでしたよね。
B・そうそうそう・・・・で、あの、確かね・・・あの〜オレンジの会でも聴いてたと思うけど、『ゲーム音楽三昧』のなかで、有野課長が、マリオの、雲とあの〜、
S・あぁ〜
B・草、
S・草。
O・あぁ〜
B・が、容量の関係で、ほとんど一緒。
S・そう、色違いなだけで。
B・っていう、裏話をいってた。すげーなーっとおもって。
S・容量を削るために。
B・雲の上半分を切って、下につけて。草にしてたっていう・・・
S・そうそうそう。
B・さすがはマリオ・・・・スーパーマリオブラザーズだと思って・・・・そんなの全然、うん、考えないでやってたから。単に面白かったから。
S・ええ・・・・ええ・・・・
B・クッパの城いった時に、火がグルグルグルグル回って・・・
I・ああ・・・・・
B・怖くて怖くて・・・・
S・ああ・・・・・
B・飛んでくんねん、火の玉が・・・
S・そうですね。
O・ああ〜・・・・
B・怖かったぁ〜・・・・ほんまに。・・・・・・・なんやろなぁ。・・・・・・・・いきなり、ゴールしちゃった(笑)
(BGM・『スーパーマリオブラザーズ』 「ステージクリアBGM」)
O・どのステージ、クリアしたんやろな。
B・(笑)あぁ、いいねいいねぇ。
S・(笑)クリアしちゃった。
B・これ、あれちゃうん?クッパ倒した時のやつやろ?
S・偽クッパ。
B・あ、そうそう・・・
O・あ、死んだやん。死んでもたやん。
(BGM・『スーパーマリオブラザーズ』 「ゲームオーバーBGM」)
S・全曲集ですからね。
B・これ怖かったってん。
S・あ、ゲームオーバー。
B・ゲームオーバーの音したら・・・・なに?なんつったらええんやろう。あの〜、妹とやってて、ゲームオーバーの曲かかるやん。うわ〜、やられた!って真っ暗なシーンに「GAME OVER」ってでてきてあの曲が流れたら、ぱっと布団の中から、こわいぃ〜〜〜〜って。なにやっとんねん、て。
S・ええ、・・・ええ。やけに怖いんですよね。
I・子どもですからね。
B・そうそうそう。・・・それが逆に楽しかったっていう。
I・ええ?
B・いや、ほんまにほんまに。こわい〜〜〜ってゆってんねんけど、・・・・???(なんかゼスチャー?)
S・裏ワザっていう概念ができたのも、スーパーマリオブラザーズが初めてじゃないですかね?
B・ああ〜そっか〜・・・裏ワザいっぱいあったもんねぇ。
I・隠しコマンドじゃなくて?
B・隠しコマンド・・・・
S・たとえば無限1UPとか。
B・そうそうそう。
I・あ〜あれね。
S・階段を使って・・・・
I・カメの甲羅でね〜。・・・・・・・・『ヨッシーアイランド』しかしてないから、あんまり言えないんですよ。
B・そうかそうか、ヨッシーアイランド、けっこう後やん。・・・・・てことは、『スーパーマリオワールド』って4(副題:スーパーマリオブラザーズ4)?マリオブラザーズの・・・
S・そうですね、一応4にあたりますね。
B・スーパーファミコン(以下・スーファミ)でた当初のやつはやってないんか、ヨッシーが初めて出てきたやつ。
I・え〜〜っとね〜・・・・
B・「でっていうーー」とかゆって・・・
O・なんかけっこう、いろんなやつが入ってるやつ。
I・最初の1の2で、ヨッシーがでるのは覚えてます。
B・あぁ、そうなんや・・・・
S・あぁ、それですよ。
I・これ?・・・・・そうかもしれない。
B・ツン〜チャカチャカツンちゃ〜ん(音楽の口真似)
O・なんかけっこう、いろんなソフトの曲が入ってるやつ。
S・で、凝ってるのは、ヨッシーに乗ったら、ちょっと音程・・・音楽が変わるんですよね。
B・あ〜そうやったっけ?マジで?
S・ほんとに。
I・え?それ、全部?
S・4.ワールドのみ。
B・えええ〜〜そうやったっけ。え、ヨッシーって緑と紫と黄色と赤と、って出てるやん。
S・ん〜最初は緑だけ。
O・緑。
B・あ〜・・・そうか、それ後や、けっこう後や。小っちゃいやつに食べさせて大っきくなると、ああいう風になる、みたいな・・・
S・最初は、卵からすぐに、「でっていう」って出てくる・・・
B・あ、そや、俺、混同してる・・・・いろんなマリオを混同してる・・・
S・(笑)・・・・・・そしてセリフが出てくるんですよ、「あー助かった」っていう・・・
B・はいはいはい・・・・そやな〜。
I・木の実でしたか、確か。
B・ん?
I・木の実じゃなかったかな。
B・あああぁ〜・・・・・なんか食べさせるやつね。
S・ありましたね。
B・なんかりんごみたいなやつ・・・・・・りんごなのかどうか・・・・・(笑)
I・食べるもんなのは間違いない。
O・なんでも食べる。
S・ほぼなんでも食べる。
I・で、卵に塩つける?
B・あぁ、卵のやつはけっこう後やな。
I・そうですか〜
B・あれもスーファミやったっけ?
S・あれはファミコンだったはず。ファミコンとゲームボーイ。
B・あ〜そっかそっか〜・・・
O・ああ〜・・・
B・え〜、岡野氏はあの〜、マリオ一番最初にやったやつってなに?一番こう、プレイして・・・
O・ちょっとしかプレイしてなかったけど、64(ニンテンドウ64)?
B・もう64か〜・・・・ていうことは、『スーパーマリオ64』か。
O・そう・・・ファミコンとかスーファミのやつは、友達がやってるの見てたけど、自分では実際にプレイはしてない。カート?『マリオカート(略称・マリカー)』はやってたけど。
I・あ〜それは・・・・
B・マリオカート・・・あれは楽しかったな〜。
I・私の大学の生徒会が、ここのベストラップを更新しないと所属させない、入らせない、っていう掟があって。
数人・(笑)なんじゃそら〜
I・大学で何やってんのって。
B・何やってんねん。でも逆に、楽しいなぁ〜それ。
I・しかもマリオサーキット1でないといけないっていう。
B・あぁ、あぁ、あの、ぐる〜〜〜ってまわるやつか〜。
I・一番簡単なやつ。
S・あそこの・・・・・・・
I・土管が邪魔なんですよね。
S・土管が邪魔なんだけど、凝ると・・・深いコースなんですよ。
B・そうそうそう、確かに・・・なに、その〜・・・ぐるぐるまわるだけやねんけど、どんだけショートカットしたり、なんだり、して・・・
S・キノコがあると、最後の最後まで乗っけて、二つ目のコーナーを、ショートカットできる・・・
数人・あぁ〜・・・
B・マリオカートのあれをあげると、たとえば初代のマリオカートやったら、あの、どこやったかな、あのね、氷のとこがあったやん、雪の上。
S・あぁ、ありますね。
O・バニラレイク。
I・ああ〜
B・そうそう、バニラレイク。あれね、当たると、クンクンクン(音真似)・・・ってなるねんけど、消えるやん?あれで遊んでた。
I・氷がね。
S・あ〜なるほど。
I・おんなじや、楽しみ。
数人・爆笑
S・みんな、通る道ですよね。
B・そうそうそう・・・・やったやった。
I・時間かかるのにね。
S・時間かかるけど。
B・何でこんなことやってるんだろうって、今思うんやけど、それが楽しかった。それは間違いないわ。
I・人間て意外とバカでしょうね。
数人・(笑)
B・確かに。
O・人にもよる。
S・バカを楽しむのがゲームですから。
B・わかるわかる。・・・・・・・・ぃや〜・・・・なんか凄いなぁ・・・・・・や〜でもそうなると〜、岡野氏はその、64からマリオを始めて、どんな感じのマリオ・・・・マリオカートもそやし、マリオカート64もあるとおもうけど、どれが面白かった?やってて。
I・一番?
S・マリオ64もありますし。
B・この、マリオってなかでは。
O・全部やったわけではないから、ステージの最後まで。全クリしたわけじゃないから、結局マリカーのほうが・・・・本編?なんか途中で何回も詰んでて、もういいや、みたいな感じに何回もなってるから。
B・ああ〜、なるほどな・・・
S・いま流してる『スーパーマリオブラザーズ3』は、長いんですよ、ほんとに。そして、途中でセーブができない!
(BGM・『スーパーマリオブラザーズ3』 「一面ワールドマップBGM」)
B・あぁ・・・
I・それはキツい。
O・キツいわ〜。
B・スーパーマリオブラザーズ3は、やたらとコースが長いし、難しいねん。俺、スーパーマリオ3が出た時、前のスーパーマリオやってるから、それなりにやっていけんのかな〜と思ったら、すっごい難しい。ほん〜まに・・・今でもクリアーできなかった。
S・そして救済措置として、序盤のステージにワープできる笛を二つ用意してあるんです。
O・ほお〜
B・あ〜なんか、あったあった、うん。
ほんと、救済措置のために。
O・へぇ〜
B・(笑)
I・開発してる時点で気づくでしょう〜(笑)
S・そうですよね。
数人・(笑)
I・人が作ってるんだから。
S・ええ・・・・バックアップとか、でき始めたころですから。
B・なんか聞いてると、それを逆に、クリアーし辛いってういうのを、逆に楽しんでる人も多いって・・・・たとえば、ゲームやってた芸人さんとかが、ああいう、ゲーム番組で話をすると、その難しいところがおもろいんやんかぁ〜って・・・
S・(笑)
I・なかなか、やりますなぁ。
B・そう。今みたいに、なんかこうね、グラフィックが綺麗だの、音楽が良いだのいうて、みんなやりたがるけど、そんなんちゃうねん〜、ゲームは〜、そういう難しさのところに、クリアーした時の達成感が良いんやんか〜ってことを語ってたっていうのを見たことがある。
O・あぁ〜
S・ええ〜
I・あの〜、今でこそですけど、ノルウェーの高校で、ゲームをする授業っていうのが必修科目になったそうですよ。
一同・ええ〜!
I・どこの高校、までかは、忘れま・・・・書いてなかったですけど。それが、えーと、週に3時間。
S・天国じゃないですか!(歓喜)
I・ゲーマーにとってはね。
B・いいな〜〜
O・行きたいわ〜
I・でもそれ、全然ノンケの人なんかには、苦痛でしかない・・・・
B・確かになぁ。・・・分かる。
I・演習形式だから、・・・・どうでしょうね、人によるでしょうね。
B・え〜でもそのゲームっちゅうのは、いわゆる、うちらがやってるような、家庭用のゲームとかそういうやつ?
I・もちろん。
S・О・ほお〜
B・あ〜そうなんや〜・・・てことは、その・・・地元っていうか、その国で作られてるゲームなのか、日本とか海外でつくられてるゲーム・・・とかも、やるわけ?
I・もちろん一通りでしょうねぇ。・・・・・自国だけで作ったゲームで、そんな・・・そりゃあ嫌でしょう。
O・まぁ。
B・(笑)
I・出す方も出す方ですけど。
B・ジャンルも、固定式じゃなくて、普通に、いろんなジャンルのをやらす感じか・・・?
I・まぁ〜・・・ほんと、C言語のプログラミングから習ってましたから・・・
B・へえ〜・・・
O・そういう方向も・・・・
I・遊ぶだけじゃないですから、もちろん授業ですから。
B・はぁ〜〜〜〜
S・あ〜なるほど・・・・
I・実践から。
B・あぁ〜じゃぁもしかしたらその〜、ゲームのプログラミングから初めてそうやって授業でゲームをやっていくと、その〜中には、スーパーマリオとか、シリーズをやってた人が、マリオのあれを使って、そんまま使うんじゃなくて、システムとかを使って、オリジナルのゲームを作ったら凄いよな。
I・まぁ、人材育成も基本教科ですから。
B・ほお〜、それにマリオ役立ってくれたら嬉しいなぁ〜いいな〜でも〜ゲームやれるって〜
S・ですね〜・・・・・・でも授業ですよ(笑)
O・まぁ〜授業やから。
S・授業でゲームやれるって最高じゃないですか〜
B・(爆笑)しもっきー・・・・もう〜
I・なんかいま、試験段階で、なんとも言えないんだけども、これが広まったら、エラいことになりますよ。
B・そやなぁ、確かに。
I・全世界でね。
B・うちらのあの〜、日本のあれでいえば、Windows95が出て、インターネットっていうのが普及するかしないかの時に、試しに皆さん授業でやってみましょう〜、みたいな感じで、あったやん。
O・あった〜。あったあった。
B・あれから、ど〜んと広まったら、こんな感じで、メジャー化する可能性があるっちゅうことやね。
I・だから私の小学校でも、パソコンに入ってたんですけども。ディスクまわして、させられてましたね。思い思いに好きな・・・
数人・いいなぁ〜
I・いやたまたまその、遊ばす先生に、担任になっただけで、・・・・・まぁ半分は、拒否だったっていうか・・・・半分は、微妙だったり、嫌がってたり・・・
B・そん時どういうジャンルのゲームを、主にやってた?
I・とりあえず女子と二人でやったのが、・・・え〜と・・・・平面の、シューティングと、斜めのシューティングと、・・・・・
B・ほお・・・・それ、スクロール?
I・(聞こえないけど、たぶん頷いてる模様)
数人・おぉ〜・・・いいな〜
I・(笑)そうくると思わんかった。
B・だって、その頃、うちらっつったら家庭用ゲームでマリオとか、ゼビウスとか、・・・グラディウスとか、でめちゃめちゃ遊んでた頃やから、それを学校でやるって・・・・
O・ほんまや。
I・まぁ、たまたま環境が整っていた・・・
B・いいな〜
O・いいな〜
S・うちが小学校のときもパソコン部っていうのがあって・・・
数人・あぁ・・・・あったあった・・・・
S・そんときに、98でゲームをやるっていうのが・・・
B・なるほどね。98でゲーム作ったりなんだりするっていうのは、あの〜、けっこうあった。あの〜なんやったっけ、だいぶん昔やけど、Windows98じゃなくて、ほんとにホビーパソコン時代に、マイコン部っていうのをつくって、で、マイコン部のなかで自分たちでゲームを作って、で、当時出てたゲームだったり、自分たちがやったものを、なんか、何だろ?元にして、オリジナルの、スクロールゲームを作ったりとか、してた。そんな感覚やね、うん。
I・そう、なぜか、シューティングじゃなくて、他のアドベンチャーやらRPG・・・にはいかなかったですね、二人とも。当てもんばっかりやってましたけど・・・たぶん、一つのほうは、SFで、もう一つは、ヘリでしたね。ヘリ相手に、小っちゃいので・・・
数人・あああ〜・・・・
B・あの〜、家庭用ゲーム、ファミコンとかでいうと、『ゼビウス』やな。
I・名前は覚えてないですけども、うん。
B・ここではオープンやから、某ゲームとか言わんでええから。覚えてなかったら覚えてなかったでええけど。
I・投稿先が投稿先ですからね。
B・・・・・・・・・へぇ〜

ゲームをめぐって・・・4人の座談会   part2
B・・・・・これえっと、確かこの曲・・・
(BGM・『スーパーマリオブラザーズ3』 「飛空艇BGM」)
B・マリオ3のね〜・・・
S・お城の・・・飛空艇のるとこ・・・・
B・そう・・・上下に・・・
S・揺れるんですよ。
B・そうそうそうそう。・・・そのBGM。
S・前に進むだけじゃなくて、揺れるんですよ。上下に。
B・だからけっこうむつかしかった、大砲、ぼ〜ん、ぼ〜ん、ってでてきて・・・
S・それも揺れるんですよ。
B・そうそう、やばいやばい〜って・・・やってた。
I・・・・ラスボスですよ。
(BGM・『スーパーマリオブラザーズ3』 「対コクッパBGM」)
B・ラスボス・・・・・ラスボスっていったら、あっちがでてくるから・・・・いまやったら。
S・そのステージの、ラスボス。
B・うちら昔から、ラスボスラスボス、っつったもんな。
S・ええ。・・・・・・クッパ・・・・この後流れると思うんですけど・・・・
B・これ、たしかあれやろ。クッパの部下が中ボス・・・
S・コクッパ。
O・ああ〜・・・
I・カメックじゃないん?
B・カメックは、投げるやつ。
O・投げるやつ投げるやつ。
S・カメックは、ワールド。魔法つかうやつ。
数人・ああぁ〜・・・・
I・魔道師魔道師、青いやつかぶって・・・
B・あ〜・・・あれは・・・・・
O・ハンマー投げるやつ・・・
S・それは1からいます。スーパーマリオ1からいます。
I・え、コクッパ?ベビークッパじゃなくてコクッパ?
S・コクッパです。七人いて・・・・七匹いて・・・・・
I・それは知らん。そういう・・・・・
S・え〜と・・・イギ―、ラリー、ロイ、ルドヴィック、・・・ウェンディー・・・・
B・いま考えてる考えてる・・・・・・BGM、まさしく考えてる・・・(笑)
(BGM・『スーパーマリオブラザーズ3』 「きのこの小屋BGM」)
O・なんて神のようなタイミングで・・・・
B・(爆笑)
I・こわいこわいこわい・・・・
O・空気よみすぎ・・・・
B・っていうかそれがわかるしもっきーもすごいよ。わかんないもんうち。
S・・・・・と、・・・・・
B・いいねぇ〜このBGM。
S・なかなかでてこないですね。とっさには。
O・そういうものそういうもの。
I・あとででてくる。
S・ええ。
B・あ〜これなんやったっけ、このBGMは・・・
S・これは、オルゴールをつかったときの・・・アイテムで、オルゴールを・・・
I・海辺とか水辺とかじゃなくって?
S・ワールドマップで、オルゴールっていうアイテムをつかったときに、この、1の音楽が流れるんです。
I・特典、特典?やっぱり。
S・ですね。
B・これは・・・・なんだろう、3にいたっては、ほんとに、2面の途中までしか、クリアできんかったから、あの〜いろいろ線がわかれてるやんか。
S・そうですね。
B・前の、昔のスーパーマリオは、面をクリアしたら次の面に・・・地下に行くか地上にでるかどっちかの選択があったけど、マリオブラザーズ3は、ほんとにマス目にそっていくみたいなかんじで、クリアするとまた分割してでてくる・・・・・から、けっこうむつかしかったよね。
S・ですね。逆にいえば自由度がひろがったっていう・・・・
B・そうそうそう・・・・だから俺、不思議なのは、カセットで出た分、は、その、スーパーマリオと、マリオ3なんやけど、2がほら、ディスクシステムっていってね、フロッピーディスクでやるやつ・・・
S・ありましたね。
B・やから、やったことない・・・・すっごいむつかしいってみんな言ってた。
S・そう・・・むつかしいんですよ。
I・マリオメーカーの比じゃないと。
B・いや、もう〜・・・・・なんやろ、鬼のようにむつかしい、って聞いたよ。
S・そうですよ。
B・簡単にはクリアーできんって・・・・・ほんとに。
I・でもひとがつくったものですから。
B・そうそうそう・・・・
S・ファンに対する、挑戦状ってかたちで出してるんですよ、任天堂が。
I・なるほどね〜
B・お前らスーパーマリオブラザーズはクリアーしたけど2はできるか〜っ、みたいな・・・・
S・そうです。
B・なんちゅう上から目線や〜(笑)
S・だから、1の1、いちばん最初の面で、無限1UPができたりするんですよ。
B・ええ〜〜〜
S・救済措置として。
B・また救済措置か(笑)・・・任天堂〜好きやな〜救済措置・・・
O・好きやな〜救済措置・・・・
S・まぁ・・・一応ね。売る方としてはね。
B・「やればやるほど〜ディスクシステム♪」やね。
S・あんまり無茶なゲームはあんまり出したくない・・・・・それが当時天下の任天堂でしたからね。
B・そうやね。あの〜ほかのメーカーからいわせれば、おまえらなんか精密系機械は30年はやい。京都にこもって花札でもつくってろ、やからね(笑)ひで〜・・・
数人・(笑)ひで〜
B・そんな任天堂がそうやってつくってみんなをバ〜〜ンって・・・もりあがっちゃったからね。
I・今やこどものおもちゃ、じゃないですからね。
B・そう、もうねぇ。みんな〜がつかえるおもちゃやからねぇ。
I・全世界のね。
B・それを、一気に広めてくれたのがこの、マリオやから。
S・ええ。
B・なんやったっけな・・・えっと・・・・俺が持ってるDVDの、スーパーマリオ芸人?で言ってたんやけど、累計販売数?、全世界で、マリオシリーズ、すべてのシリーズ、6600万本、今までに。
数人・ほお〜・・・
I・億はいってない・・・
B・億はいってないねん。
S・億いってるゲームはないですねぇ。
B・一番売れてるのがこれらしい。一番出荷してるのがこれ、世界で、マリオ。
S・スーパーマリオブラザーズ1、ですね。
I・・・・でもそれ、環境のととのっている・・・
B・そうそうそうそう・・・・欧米とか、ああいうところ。
I・途上国でこそ、そう・・・・提供したい。
B・そうねぇ・・・・ファミコンとか、スーパーファミコンくらいやったら、たぶん途上国でもできるよ。中古のテレビとかあるから。日本の、つかえるよ。いま、ちょっと飛躍すると、世界で、こう〜、話題になってる洋ゲ―だとか、ゲームの、祭典って、だいたい先進国だよね。
I・E3はアメリカ・・・・
B・そう、アメリカとか・・・・そうそうそう。途上国やったら、まだうちらが、子どもの頃にやってたレベルの、ゲームくらいやとおもうから・・・・
I・それでも十分楽しいですからね。
B・そう。まぁ、・・・・そのまえにインターネットがあるから、たぶんみんなインターネットでやると思うけどね。・・・・・・・(笑)すごいタイミングで、やられちゃった!
(BGM・『スーパーマリオブラザーズ3』 「ゲーム―オーバーBGM」)
S・ゲームオーバー。
一同・(笑)
B・そうやな〜。スーパーマリオからもう、30年たって。で・・・いまや、おまえのあれでいう、スマートフォンでさ、ねぇ、アイドルマスターとかラブライブとか音ゲーやれるんやからさ、ゲーセンなんてもう、昔うちらがやってたころなんか、あの〜・・・・なに、巨大な、巨体で、実際にこれ動かしたら、巨体自体も、動く、みたいなやつがいっぱいあったからね。
S・ゲームセンターですね。
B・そう。一番最初なんかインベーダー(『スペースインベーダー』)やから。・・・こうやって100円積み上げて。ピコピコピコ・・・
数人・喫茶店・・・・・
S・テーブルのがありましてね。
O・喫茶店のはだいたい、テーブルがインベーダーになってる・・・
B・そうそうそうそう・・・・そっから、ゲーセンっちゅうのができて。
S・何かを飲みながら、インベーダーゲーム。
O・ナポリタン食いながら、インベーダー(笑)
B・でそこで、いちばん輝いてた・・・っていうか人気があったのは、タイトーと、セガ。
I・当時から強かった?
B・強かった。タイトーとセガはいまもそうやけど、強いよ、ゲーセンは。
S・ゲーセンは、強い。
I・そうか。
B・そうよ。
I・あぁ、ゲーセン・・・・アーケード・・・
B・アーケード。
S・任天堂の、アーケードとか、知らないです・・・
B・ないよ、いま。ほとんどない。
S・ほとんどないですよね。
I・絶滅?
B・いまでこそマリオカートとかあるけど・・・
S・むかし・・・・スーパーマリオブラザーズの、アーケード版もあったらしいんですよ。
B・あぁ、そうなんや。
I・でもそれ、試験配備では?
S・試験配備でもなかったみたいで。
一同・へぇ〜・・・・
S・実際にあったみたいですけど、まぁ、そんなに・・・・繁盛しなかった・・・・
I・でしょうねぇ。
B・いまでこそ、ナムコだとか、ああいう、ナムコランドとか、タイトーランドとかね、セガのゲームセンターがあるけど、むかしはタイトーと、えっとカプコンかな、格闘ゲームと、あと、その、セガのゲームが台頭してたから・・・
I・それおもいっきり寡占ですけどね。
B・ま〜ね〜。でもそれうちら、ゲーセンにいって・・・
I・経済学からしたら、ですけどね。
B・うん。ゲーセンにいって、やってたからね。
I・時間とお金があったからね、あのころは。
B・だから、ちょっと先の話をすると、いわゆるあの、いまでいう・・・
I・VR・・・・
B・うん、VRもそうやけど、いわゆる、うちらの子どもの頃からちょっと先の話をすると、2005年、いまから10年前に、あなたがプロデュースしてる、『アイドルマスター』がナムコででてきて・・・
O・アーケードでどんと・・・
B・アーケードででてきて、プロデューサーっていうのがうまれて。そっから、家庭用ゲームに移植されて、いまやネットゲームになってるからね。
S・そうですね。
O・もともとアイドルマスターも、アーケードででたときは、でて1年で消えるんじゃないかって言われとって。ずっとまえから。
B・あぁ〜・・・稼働したときはね。
O・そう・・・・だからそれが、そこまででてきたのはすごい。
B・そう。10年もったんや。
O・そう。
S・いまだにもってますからね。
O・いまだに動いてるとこあるからね。探せば。
I・それは、まぁ、アタリだった・・・受けた?
O・受けたよ。
B・なんか、聞いた話ではね、アーケードの・・・テストのやつ、があったときに。
I・オープンベータ
B・オープンベータがあったときに、どっかの店員さんが、これ、ぜったい流行るから、うちにぼんぼんぼんぼんアイドルマスター入れてくれ、って店員さんがいて、それが、当時のナムコの、いわゆる今のえらいさん、アイドルマスターに携わってていまのえらいさんがしゃべってたのは、当時うちが開発に関わってて、その〜お店にみにいくねん、でやってるわけ、じゃぁその店員さんが、すごい人気なんで、うちにぼんぼん入れてください、って言われたのが、もう、励みになったって。これ、やっていけるぞお、っていうふうに確信をもったらしい。その店員さんの一言で。
S・ほお〜
B・で、どんどんいろんなゲーセンに入れていったら、・・・・バ〜〜ン・・・・燃え上がって、みなさん、プロデューサーがわ〜・・・盛り上がって、今につながると。
I・いまやプロデュース、あなどれませんからね。
B・そうそうそうそう・・・
O・side М っていうのが。
I・ジュピター。
B・第二次アイドルアニメっていうたらあれやけど、アイドルシリーズの・・・・
I・でも二次といっていいでしょうな、逆に・・・
B・うん、そう。80年代がね、第一次のやつがあったから。あれはひとりのアイドルがっていうやつやったけど、今は、集団で、何十人って・・・
O・何百人のアイドルを・・・
B・そのきっかけをつくったのが、アイドルマスターやからね〜。
I・すべての起源?
B・起源。アイドルマスターは・・・ほんまに。あれがなかったら、ラブライブ!ないんだよ、いま。
O・そう。
B・Wake Up Girls! もないんだよ。サンシャインもないんだよ。ラブライブ!の。すげ〜よ。
O・アイカツ!もないんやで。プリパラもないんやで。
I・んじゃ、3次元アイドルも?
B・たぶんないでしょうなぁ。AKBとかでてきたとしても。
I・こわっ・・・・・
B・そう、アイドルマスターが下地をつくっちゃったから。
I・なんという・・・・
B・すごいやろ、ゲームって・・・・そういう意味では。
I・それが全世界ですからね、いま。
B・そう。ゲーセンから、発展してきたゲームの歴史よね。いまや、音ゲーなんか、当たり前やからね。
O・うん。
I・やってて当たり前やからね。
B・最初音ゲーがでてきたときだって、あの、セガサターンだとか、ドリームキャスト・・・セガがちょう〜ど盛り上がってた時期に、あの、なんやったっけ、マイケルジャクソンが出てたゲーム、あったやん?
I・ああ〜〜〜〜CM・・・
B・あれから火が付いたからね。あと・・・・なんやったっけ、犬みたいな・・・・・『パラッパラッパー』か・・・
数人・ああ〜・・・・
B・あれがでて、なんじゃこれ、ってみんななって。
S・あれこそ音ゲーの始祖ですよね。
B・そう、そう。ゲーム開発以外のひとがつくったゲーム。
I・唯一・・・
B・唯一・・・・そっから、どんどんどんどん音ゲーっていうのがでてくるっていう。その起源やから。
S・ええ。
B・もう、あの〜、ゲーム音楽三昧でも有野課長とかゆうてたけど、ゲーム開発以外の人間がつくったってどうなっとんねん〜って。
I・そこが日本の融通性。
B・それを家庭用のゲームから、はじめるっていうね。でそれに味をしめたおえらいさんたち、ゲーム会社のおえらいさんたちが、ゲームセンターにも入れようと。『ポップンミュージック』やら、いまでいう、『マイマイ』やら、『jubeat』つって四角でボンボンボンボンたたくやつとか。
O・『チュウ二ズム』とか
B・『太鼓の達人』とか、あれもぜ〜んぶそっからはじまってる・・・音ゲーの。それをうちらは、ふつーにやってる・・・・・おお〜すげ〜すげ〜・・・
数人・そう、そう・・・(笑)
B・これはすごいぞ、音ゲーも。だからふつーに、うちも、なんだろ、あの〜ゲーセンとか行ったら、音ゲーで、いまやったら、セガの、マイマイとかやけど、手で操作するやつ、ね。タッチペン?タッチパネルとかつかってやるのかな、こう、ピ〜っと・・・ゲージでてきたら、それにあわせてパンパンってたたいて、なんか星のやつがでてきたらピ〜〜〜って移動する、なぞる、みたいなかんじのゲームやけど・・・・それが音楽にあわせて流れる、それにそってやっていくと点数があがる・・・・
数人・そうですね。
B・それの始祖はテレビゲームやからね。セガサターンとかやってた時期の。パラッパラッパーとかね。
S・パラッパラッパー・・・・
B・『スペースチャンネル5』とかね。
O・ああ〜・・・
数人・なつかしい・・・・
B・テューチル〜♪・・・・(注・音真似)
S・ドリームキャストですね。
B・ドリームキャスト。それにマイケルジャクソンがでてきた、セガ大好きな。
S・ええ。
B・そうそうそう・・・それでみんなファッと火がついて。・・・なつかしいなぁ。
S・なつかしいですねぇ。
B・CMよくみたもん。そのCM。は〜いもういっちょいってみようか〜っつって(笑)
数人・(笑)
I・竹崎さんおそろしいなぁ。
B・そう。すごいよ、ほんとに。
I・あのひと。
B・それをふつーに、うちらはそやけど、うちらより下の世代も、ゲーセンとかやってるから、それの始祖をうちらは知ってるからね、セガとかがだしてたときの。
S・ええ。
B・だから最初音ゲーってなに〜?みたいなとこからはじまって・・・・コントローラーで操作するっていうね。指示に従って・・・っていうのが。・・・すげー、おもしれ〜な〜っておもったもん。音にあわせてコントローラーをいじるっていうのは、当時斬新だった、子どもながらに。
S・そうですね〜。
B・あの〜唯一任天堂がだせなかったやつね、そういう意味では。
O・あぁ〜・・・
B・あとあとになってドンキーコング(『ドンキーコンガ』)とかやったけど・・・・
S・二番煎じになっちゃってましたね。
B・だからセガの音ゲーにかんしては、『初音ミクのプロジェクトディーバ』とか、マイマイとか・・・・・そういうの全部セガやもんね、音ゲー。
S・そうですね。
B・唯一ナムコが太鼓の達人をだしたけど。
I・そこそこでおわりましたもんね。
B・そうそう。いまでも太鼓の達人は新しいの出てるけど、・・・いまアイマスとラブライブとコラボしてるもんな。
O・そうそう。アイマスは、アイマスフォーソングっていうのが、ビータで赤、青、ってあって、今までのアイマスの全曲がたいこの達人形式でプレイできる、っていうのがあって。
I・あれ、サントラで切ったやつじゃなくて?
O・じゃなくて、あれはビータ?で、太鼓の達人風の、ゲーム画面・・・・太鼓の達人みたいなかんじで、できる。
I・やりましたけど、ハローね、うん。
O・それは太鼓の達人のやつや、たぶん。アイマスフォーソングっていうのがビータ?で赤、青ってでてて、去年に・・・・ビータ専用で。
I・ああ〜・・・・
B・うちもこの前な、三田の、ウッディタウンイオンで、ゲーセン立ち寄って、やってきてん、それを。
I・ほお。
B・太鼓とマイマイを。
I・ほお。
B・で、マイマイはね〜えっとね〜・・・・君の知らない物語?と、あの〜化物語の、主題歌と、あと、あ、そや、ハイスクールセハガールっていう・・・・
I・セガハードガール・・・
B・そうそうそう。短編アニメがあって、セガのゲームが擬人化して、ゲームをどんどんやってって、なんか、いろいろ授業を・・・講義を、攻略していく、っていうアニメがあってんけど。それの主題歌。
数人・へぇ〜・・・
I・たしか5分10分・・・15分。
B・15分15分。15分のアニメやってんけど。・・・・・それがね、アニメソングなんやけど、どう聞いても、セガの社歌やねん。♪セガ、セガ、セガ〜・・・
数人・(笑)
I・それ、裏付けとれました?
B・あの〜、作詞はセガ社員・・・・・・これもう、創造が命っていう、セガの社歌やわ〜ってネットでみんな・・・
S・完璧ですね。
B・それをセガハードガールズっていう声優さんたちが歌ってるっていう。
I・お疲れ様です。
数人・お疲れさまで〜す!
B・でもあれけっこう、いい曲よ。うちら歌ったやん。まえ、カラオケにいったときに・・・♪セガ、セガ、セガ・・・・若い〜ち〜か〜ら〜・・・・あれ。セガの社歌です。
数人・(笑)
B・あれをただアニメソングに変えただけです。
S・なるほど。
B・あの〜途中でほら、ゲームをボンボンいう、セリフがあったやんか、最後にドリームキャストーとかゆって。あれはアドリブやけど、社歌にははいってないけど、・・・・・・・ゲームの歴史をそれで追えるっていう。
数人・(笑)
I・ある程度。
O・ある程度。
S・まぁ、ある程度でおわっちゃいますけどね。
B・だってSG1000とかさ、マーク3とかさ、メガドライブとかさ、でてくんだぜ。
I・これ予備知識いりますなぁ。
S・参考書的なものがね。
B・そうそう、そんな感じで。・・・マリオからどんどんどんどん大きく発展していったけど。
S・ここらでちょっと、レトロな空気に、戻していきましょうか。
(BGM・『ドラゴンクエスト』 「序曲」)
B・きた〜〜〜〜〜〜〜〜〜なんでこれくんねん!(笑)いきなりこれきたか〜
I・あ〜、ああ、あ〜
B・序曲序曲。・・・・・これ、1か?
S・1です。1の曲です。
B・うち、3が印象にあるから、・・・・・あの〜、これも、DVDに撮ってるんやけど、同じやつで・・・・これこれ、アメトークドラクエ芸人、これで、全部とりあげてくれてる。
S・どこまで語ってくれてるのかな〜〜
B・わからないひとにも解説してくれてるってかんじやから、初心者向けのやつやから。
S・あぁ、なるほど。
O・もっとコアな部分を・・・・
S・あるはずですよね。
B・伊藤氏は・・・これはやったことないん?
I・ああ〜せいぜいCMですわ〜
B・CMか〜へ〜・・・・
I・RPGがね〜どうも、合わない。
B・あ〜そうなんや〜・・・・
I・苦痛。
B・あ〜そうなんや〜・・・・はまったで〜、すごいはまった。
I・私はどっちかっていったらシミュレーションとかシューティング・・・
O・FPSとかそういう系の・・・
I・ぎりぎりスパロボですからね。
S・『スーパーロボット大戦』か。
O・あれもシミュレーションゲーム。
B・たしか岡野氏は『ドラクエ5』が一番印象に残ってるって前いってたよな。
O・5っていうか、テリー?・・・『テリーのワンダーランド』。ゲームボーイのやつ。あれも詰んだけど。
B・詰んだんや・・・(笑)
O・だいぶ序盤で詰んだ・・・
S・モンスターを仲間にして、それを配合していって、で強くしていって、ストーリーをすすめていく、と・・・
B・途中で詰んだのは詰んだけど、じっさいに、テリーのワンダーランド・・・・俺やったことないねんけど、どんな感じで・・・・どういうところが、やってみて、よかったっつったらあれやけど・・・・
O・とりあえずまわりからすすめられて、やってみて・・・・
B・伊藤氏みたいなかんじか・・・なんかそんなに興味はないけどやってみいひん、みたいなかんいでやってみて・・・・
I・まぁそれはスクフェスもシンデレラもそう・・・・
B・(笑)
O・それはすすめてないからね、だれも、一切。
I・そう・・・そうですね。でも、どうせ・・・・
B・ちなみにスクフェスとはラブライブのやつですんで・・・・これ、入れとかんとね。ラブライブという、スマートフォンゲームのね、ゲームの名前です、はい。
I・シンデレラは、やってないと、あのひとに、「やってないんですか?」って言われるんでねぇ・・・
O・(笑)
B・え〜、シンデレラというのは、
O・アイドルマスターの、
数人・シンデレラガールズ・・・・
B・これ、いれないと、わかんないからね〜・・・・・これなんの曲やったっけ?
(BGM・『ドラゴンクエスト』 「ラダトーム城」)
S・ラダトームの城です。
B・1の?
S・1の。
B・ラダトーム・・・?・ってどんなんやったかな?
S・まぁ、唯一、記録できる・・・セーブっていうか、パスワードが、きける場所あって・・・
B・むかし、ドラクエって、セーブ機能なかったから。
O・復活の呪文っていうのがあって。
I・それは知ってます。呪文があるって・・・・
B・それを、メモして。
S・そうですね〜。いちいち長い文章を、メモして。
O・しかも、よくわからへん・・・
B・一番長いときで、50文字。(笑)それを、つぎやったときに、呪文のあれがでてくるから、コマンダーポンポンポンポン打って、間違えないようにして・・・しないと、続きができない・・・って形式やってん。
S・1はまだいいですよ、短いから。2はむっちゃ・・・
B・さっきの50文字っていった・・・・・だから、3からセーブ機能がついて・・・・それがあったから・・・
S・そうです。
B・だから、小学生の・・・・まぁ、うちらは3からやったから、セーブ機能ついてたけど、1,2やってひとは、小学生のころやったら、書くやん?パスワードをわ〜っと・・・・・書くんやけど、・・・・あの、パなんたら・・・・・とか、この最初の、パのとこの、濁点とか、あるやん?
O・あああ・・・・
B・あれが、パなのかバなのかわかんなくなる・・・
S・そこでまちがえる・・・・・いままでの冒険が台無しになる・・・・
O・もう一回、最初からやりなおし・・・
B・やりなおし(笑)それが1,2やったひとの・・・・・・ある?そういう経験?
S・ありますよ〜、もちろん。
B・自分でパスワード書いて、よし!つぎできる!っておもったんやけど、つぎやって入力したら、「呪文がちがいます」って・・・あ“〜、、、、、どこがまちがったああああ・・・
S・いまでこそ携帯でね〜
B・そうそうそう・・・写真・・・
S・写メとって・・・昔ないですから・・・・・
B・これやったときの絶望感・・・・・「呪文がちがいます」って・・・・
O・で、最初から・・・・
S・そのたびに、パをバに変えたり、似たような文字をいろいろ試行錯誤して・・・それまでの冒険を無駄にしないように・・・
O・おもに、濁点がついてるやつは、とくに・・・・
B・そうそうそう・・・・そういうのが、ドラクエって・・・・・
O・幾多の小学生が、涙をのんだで〜、そこで。
S・とくに2は・・・・ほんと、長かったからね〜。
I・なんで気づかない、つくってる時点で?
B・あはは・・・・いや、ちゃうねん、むかしその、カセットって、・・・・
S・記録をとることができなかったって・・・・
O・メモリが・・・・容量が・・・・
B・ちょっと、ハード側の話をすると、ファミコンのつぎにでた、PCエンジンってNECのつくったやつ、あったんやけど、あれもセーブ機能なかったからね。
I・ちょっと〜
B・マイスカードってカード形式のやつなんやけど、セガもなかったし、NECもなかってん。
I・えぇ〜・・・・努力は〜?
B・いや、努力はどうなんやろ、当時は、セーブをするっていうのが、当時は、なかったんちゃう?やったらやった、みたいなかんじで。むかしはRPGっていうのはなかったから、アクションゲームでマリオみたいに、やられたら最初っから、みたいな・・・
I・ああ〜・・・
S・ドラクエみたいなRPGって、当時画期的だったんですよ〜
B・そうそうそう・・・
I・だから売れた?
B・自分が主人公になって物語をすすめていく、っていうのが、いまでいうライトノベルみたいな・・・・自分で読んでいくと、どんどん物語が進んでいくと同じように・・・・
I・ああああ〜
B・自分が進んでいくと、どんどん、新しい面がでてきて、ボスが出てきて、敵が出てきて・・・・最終的にはラスボスを倒して、ばんざ〜い!
I・でもそれ、ハッピーエンドですよね。
B・ハッピーエンド。
S・ハッピーエンド。
O・もちろん基本。
B・最初はね。ドラクエがでてたころは。途中からいろんな・・・・バッドエンドがあるし、トゥルーエンドもあるし。っていう、いまでいう、ギャルゲーの。そういうあれも、でてくるようになるけど・・・
I・祖先・・・
B・祖先。それを考えたのが、堀井雄二さん・・・『ポートピア殺人事件』っていう・・・
数人・(笑)
B・カセットゲームをつくった、あのひとですよ。
I・なんかあったな・・・・
S・知ってる・・・
B・それは知ってるんや・・・(笑)
I・????
B・そうそうそう・・・すっごい天才ゲーマー・・・みたいな、そのひとがつくりはってん。・・・・でその、キャラクターデザインを鳥山明さんが!
S・ドラゴンボールの・・・
I・もはや神・・・・
S・説明不要の。
B・ゲームの神と、キャラクターの神、そして、音楽をつくった、すぎやまこういちさん、作曲者に、たのみはってん。
S・トリプル3。
I・文句なし。
B・文句なしです。そら、売れるわ。
I・売れなかったら、逆におかしい・・・
B・おかしいね。
S・ほんとに・・・・・・・・スライムって、いるじゃないですか。
I・青いやつね。
S・あれも、このドラクエが出る前のゲームにも出てたんですけど、・・・・むっちゃ強いんですよ。
数人・(笑)
B・雑魚じゃない。
I・ボス?
S・ボス・・・・っていうほどでもないですけど、防具を溶かしたり。
I・そら困る。
S・毒を与えてきたり・・・
B・(笑)いまみたいな、プンプ〜んってあんなかわいいキャラクターじゃない・・・
S・むっちゃ強かったんです。体自体を溶かしてきたり。
O・ひで〜。
S・ちょっと、グロくなってくるんですけどね。
O・家庭用ゲーム機でやることちゃう。
S・それを、ライトな形にしたのが鳥山明さん。
B・ズロ〜っていうスライムを、ビヨ〜んっていうあのかたちに・・・
I・基本スライムは、ジェルですからね。
B・そうそうそう、だから・・・
S・剣の攻撃が、きかない。物理攻撃が、きかない・・・・それまでの、スライムは。
B・だから、ドラクエで、ああやって、剣で切っても、ちゃんとダメージが与えられるようになった。
S・雑魚になった・・・・
B・だからいまやスライムっていわれると、あのかたちの、スライム。そこで、スライムの概念がガラッと変わって・・・・鳥山さんはすごいね、っていう・・・
S・それまでの、スライムっていったら、ウィザードリィっていうゲームがあって、昔。ドラクエよりまえに、あって。
B・さっき話したみたいに強かった・・・・
S・強かったんですよ。
B・どう思う?ドラクエで、スライムの概念がかわるんやで。
S・ガラッと変わりました。・・・・・RPG、モンスター、って、連想したら、まず最初にでてくるんじゃないかな〜・・・ドラクエの、モンスター、スライム。
B・ドラクエから離れた話をちょっとすると、・・・・・『ファイナルファンタジー』があるじゃない?
数人・ありますね・・・
B・あれも、ドラクエに対抗する用に、つくられた・・・・だから、ファイナルファンタジー・・・最後の物語。
S・最初は、最後の物語っていう、前提で、つくられたんですよ。
B・そう・・・だから、エニックスって会社が、ドラゴンクエストっていうんつくったから、競合していたスクウエアっていう、会社が、うちは、これに対抗して、ファイナルファンタジー、最後の物語、っていうの、つくってやろうって、できた・・・・
S・これがこけたらおしまいって。
B・賭けた。ドラクエに、なんとか対抗して。・・・・って生まれたんがいまやFFっていわれる・・・・・シリーズ化、していくんです、ファイナルファンタジーなのに。
O・最後とはなんだったのか。
S・のちに、究極の、物語、ということに・・・・・・
数人・(笑)
B・解釈を・・・・シリーズが、つづくから・・・・
S・名前の解釈を、変えちゃったわけですよね。
B・(笑)・・・・これについても、DVDもってきたから、ドラクエと、ファイナルファンタジーのCMを見てもいいしね。
S・ファイナルファンタジーについては、このあとも、流しますけどね。
B・たぶんCMみてるから、ドラクエはどんなんか知ってると思うけど、ファイナルファンタジーがどんなかんじなんかっていうのは、・・・・わかる?
I・いえ。
B・それはCM見てくれた方が、わかるかなぁ・・・なんでドラクエと、RPGで二大巨頭・・・・
I・二強・・・・
B・二強と呼ばれるようになったんか・・・・だからそれはのちのち、CMをみるってことで・・・
S・ひととおり音楽がおわったらね、また、FFの曲を、流しましょう。
I・あかん、ぜんぜん素人や・・・・・
B・いやいや、大丈夫、大丈夫。
S・だいじょうぶです。
B・ここから知ってってもいいし。・・・・FF、っていまでFFっていうけど、昔うちらはファイファンってよんでてん。
I・あぁ〜、それは〜・・・・
O・地方とか地域でぜんぜんいいかたがちがった・・・
B・でスクウェアが統一してん、FFにするって・・・
S・マックとマクドで違うみたいな・・・
O・それは関東と関西でちがうだけで・・・・
B・ややこしいからひとつに統一しようって、FF・・・・少なくともうちは、ファイファン、ってむかしはよんでた・・・
S・うちも、ファイファン、ってよんでましたね。
I・逆に、年がばれる?
B・あ〜・・・・そうやな〜・・・・ファイファンっていうと、年がばれるな〜・・・・
S・いまでこそ、FFと、うちは呼んでますけど・・・・むかしはほんと、ファイファンって呼んでました。
I・通じるのは、ある一定の世代だけ。
B・そう。それよりも、先の世代は、みなFFって・・・・
O・20代、前半から…
I・上は?
B・上は、20代後半から上は、ファイファン・・・
S・派が多いと思う。
I・30代、40代・・・
B・そらもう、ファイファン・・・・・でた当時から、ファイファンって呼んでたから・・・
O・あ〜そうか、平成生まれから以降が、だいたい、FFって呼んでる・・・・俺ら、でたときからFFやったから・・・
B・20代前半と後半で呼び方がちがうねん。
I・くっきり?
B・くっきり。
S・分かれますよね〜。
B・でもドラクエはドラクエやからね。
O・ドラクエしか、いいようがない・・・・
S・DQとはいわない・・・
B・DQっていうひともいるけど、・・・・少ない。
I・でしょうね。
O・めんどくさいもん。・・・・・ドラクエの方が・・・・・
数人・(笑)
I・ジャンプスクウェア・・・・
B・ジャンプスクウェア?
I・スーパージャンプだったか?…雑誌の・・・なんか、え〜と、ジャンプの・・・スクウェアが作った雑誌、ありましたからね。
B・ああ〜・・・・・あったあったあった。いまでこそ、ヤングガンガンとか、スクウェアエニックスでやってるけど、・・・・・・あったあったあった。いまでこそ、スクエニスクエニっていうけど、あれは、ファイナルファンタジーをつくった、スクウェアと、ドラクエをつくった、エニックスが、合併した・・・
I・今やね。
S・今や。
B・でもね、でもね、・・・・
S・当時は夢のゲームができると思ったのに・・・・
B・『クロノトリガー』ってゲームが、昔あったんやけど、あれは、スクウェアの、ファイナルファンタジーをつくったチームと、ドラゴンクエストをつくったチームが合同で、共同で、初の試みでつくった・・・
I・でもだいぶ売れましたよね。
B・売れた売れた。
S・売れました。
B・だからみんなそれを見て、スクウェアとエニックスが結びついたらすごいゲームができるんやな〜と思って、
合併するってなったとき、うわ〜ってなったんやけど、ふたをあけてみたら、え???みたいな・・・・がっくりしちゃったよね。
S・競争する相手がいなくなっちゃったから・・・ふぬけちゃったんですよね。
B・だからスクウェアエニックス?っていうと、むかしのスクウェアとエニックスに分かれてた方がよかったかな〜って・・・・同じゲームをつくるにしても、共同チームってかたちで、たま〜に、チームをつくるかたちでやったほうがよかったのかもしれないね〜って。クロノトリガーの件みたいに。合併したらだめだわ〜・・・
S・ええ。そうですね〜。
B・まさしくそれを、なんつーのかな〜
I・体現。
B・そう、体現しちゃったのがスクウェアエニックス。
I・あぁ〜・・・・・
B・で、流れてきたのがファイナルファンタジー。
(BGM・『ファイナルファンタジー』 「プレリュード」)
S・これがファイナルファンタジ―のはじめです。
O・1のやつやね。
S・1のやつ。
I・ファミコンだ〜。
S・ファミコンですよ。
B・で、ちょっとね、その、スクウェアエニックスの話をしたいんやけど、・・・・・ほぼそれを受け継いでしまった会社がもうひとつあって。それが、バンダイとナムコ。
S・バンナムですね。
B・バンナムです。
O・エンターテイメント。
B・そう、いま、バンダイナムコエンターテイメントって名前つけてるけど。・・・・昔はバンダイとナムコってあって。バンダイはバンダイでキャラクターゲームだしてて、ナムコはナムコでRPGとかいわゆるテイルズオブシリーズみたいな有名なやつをだしててんけど・・・
I・バンダイはおもちゃの色がつよい・・・
B・そうそうそう・・・だから・・・この二つがなぜか合併したんや。で、なにができたかっていうと、スクウェアエニックス以上にひどい・・・あ、これ、有名。
(BGM・『ファイナルファンタジー』 「メイン・テーマ」)
I・これはこれは、うん。
B・で。なんで、バンダイとナムコが結びついたかっていうのは、最初は、・・・そういうちょっと複雑な話をすると、最初は、ナムコは、経営状態が当時厳しくて、ちょっともうやばいな、ってことになって、最初に手あげたん、セガやってん。セガが・・・・うちが、ナムコを合併して、やりませんか?って話になってんけど、結局交渉決裂しちゃって。
O・あぁ・・・・
B・仕方なしにバンダイと組んじゃったっていう。
S・もったいない話ですね〜。
B・悲しい話で・・・もし、俺思うんやけど、ナムコがそれで、ちょっとあれやけど、セガと合併してたら、またぜんぜん違うゲームができてた・・・・逆に、セガのほうがゲームのことは知ってるから、バンダイはおもちゃとかそういうので販売戦略は得意やから、それはそれでええかもしれんけど、ゲームのことを知ってるセガと組んでた方が、もっとおもしろいゲームが・・・
S・ゲーム業界の歴史が変わってたかもしれんませんねぇ。
B・そう。セガは当時RPGとしては、あの、『シャイニング』シリーズ・・・
I・あああああ〜
B・そう、だしてたから。で、ナムコがそれに対する形で、『テイルズオブ』シリーズをつくってたから、その二社が合併したら、すごいゲームができてたんじゃないかって・・・
I・コアです、コアです。
B・コアやろ。今考えたらコアやろ。
S・(笑)
B・セガはちょうどそん時ドリームキャストをセガサターンからだしてたんやけど、ソニーのプレステのあれに押されて、ハード撤退、っていうちょっとやばい時期になったから、それでだめになっちゃってん。
I・専務、常務、ああああ・・・・
B・どっちも経営状態がやばくなったから、ってことで、だからナムコの選択肢はバンダイになったんやけど、それがまずかった・・・・・
S・一番の失敗ですねぇ。
B・ほんとにバンダイナムコは、・・・申し訳ないけど、ユーザーをバカにしてる。
S・ええ。
B・うちの弟が怒るほどやから。・・・バカにしとんのか、コイツ。
I・してますね。
B・・・・・で、ガンダムをね、あのね、ガンダムならなんとかしてくれる〜で続けてるからね。バンダイの戦略よ。
O・バンダイはガンダムしかないから。
S・バンダイはガンダムしかないからね。
B・ハードな話をすると、このDVDに・・・俺のもってきたDVDの、ゲーム機対戦、この中で、バンダイの、いちばん最初にだしたハードがあって、アルカディアって名前のゲームだしたんやけど、あの、海外のアルカディアのパクリみたいなのをだしとって、それでファミコンに対抗してたんやけど、ファミコンが
ボ〜んってつぶしちゃったから、どうしよっかな〜ってなって、結局、キャラクターをつかったゲームをつくりはじめて、ファミコンに提供したりしてたんやけど。
S・ええ・・・
B・そういう意味では、アクションゲームとかっていう意味では、バンダイはその、キャラクターゲームが強かったんやけど、ハードとかいうのはぜんぜんだめやったから、もう・・・ゲーム会社としてはぜんぜんなってないっていう状態でず〜っとおって。
S・(笑)
B・で結局どうしたかっていうと、キャラゲーはだすんやけど、ただのキャラゲーじゃだめやから、ほとんどガンダムにゆだねるっていう。だから、このゲーム機対戦の中で、ガンダムならなんとかしてくれる、ってことで、アルカディアの次にだしたハードが、RX78ガンダムってタイトルで、ハード出したからね。
数人・(笑)
B・で結局やられて、ガンダムなら何とかしてくれる、これが30年ほど続きます・・・・って・・・・どんだけバンダイガンダムにアレしとんねん〜って・・・・今でもそれやってる。
I・経営陣は成功体験をひきずりますからねぇ。
B・そうそうそう。
O・過去の栄光にすがる。
B・過去の栄光にすがっちゃって。・・・結局、うちの弟がやった・・・なんやったっけ、ガンダムvsガンダム?、アーケードからでてきたやつ、あるやん、あれ、やるんやけど、家庭用ゲームになったとたんに、クソになってね。
S・(笑)
B・アーケードはすごいいいんやけど。
I・それ、・・・・まぁ・・・・性能がね・・・
B・いやぁ、・・・・性能とかそういうのは、ほとんど変わらへん。搭乗機体だとか、面の数とか、明らかに、家庭用ゲームだから、って下に見てて。アーケードの方が優先的にやったほうが、面白いですよ、みたいなやりかたで販売するから、うちの弟がついにブチン、ってきれて。ふざけんな、バンダイナムコ!って。
S・(笑)
I・え、それはビリビリにしたとか?
B・いや、それはないけど、うん。もう、ほとんどやってん。こてんぱんに、バカにしてる、バンダイナムコは。
I・金返してもいいって・・・
B・それをね、やっちゃってるのよ、バンダイナムコは。
S・『エースコンバット』しかり、テイルズしかり。
B・いまだしてる、キラータイトル、むかしナムコがだしてたの全部、バンダイの思惑がからんじゃってるから・・・ナムコはね、失敗したと思うよ、選択を。
S・まちがえましたね。
B・セガはセガで、あの後パチンコのやってる・・・サミー?あれと合併したから、それでもゲームはゲームでやってるから、パチンコはパチンコでやってて・・・
O・分野がちがうから。
B・そうそうそう。経営を立て直すために合併したから。
S・ええ。
B・だからあんときに、経営は苦しくても、あの2社が、スクエニっていうやつが誕生しちゃったけど、その、スクエニ、っていうのを反面教師にして、ちゃんとそういうものを学んだうえで合併してくれてたら、『シャイニングティアーズ』とこの、テイルズオブシリーズってキラータイトルがあるから、この二つをうまく利用できてたんちゃうかな〜って。
I・でもそれは、・・・夢・・・
B・夢のまた夢。でも、あの当時、たぶんうちら、ほかのユーザーはどうだったかわかんないけど、セガとナムコが合併したら、スクエニ以上にすごいのができたかもわかんないのにな〜、って。
S・いまとなっては・・・あとの祭り。
B・そういう、経緯があります。バンナムとスクウェアエニックスっていうのは。
I・お客様相談室?が機能してませんからねぇ。
B・だめだねぇ、たぶんねぇ・・・・・
I・それはすなわち、売上金にかかわってきますからねぇ。結局。
B・そうそうそうそう・・・・・そっち優先。ゲームの中身なんて・・・・
I・ああ〜んもう〜・・・・
B・ゲームの中身なんて、知ったこっちゃない。

ゲームをめぐって・・・4人の座談会   part 3
O・バンナムがなにをしたかっていうと、バンダイはバンダイで、じぶんのつくったガンダムを、潰してきてるからね、いま。エクストリムバーサス(『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』)ってなにあれ。量産機どこいったってやつやで。
B・そう。で、ナムコはナムコで、バンダイのあれもからんでるんやけど、クソんなっちゃったからね。
O・おもにテイルズが、被害こうむってる。
B・プロデューサーのかたがいらっしゃるんやけど、テイルズシリーズをずっと長年やってきた・・・いまは3代目くらいらしいんやけど、その2代目までは、すごい、いいゲームだしてたんやけど、テイルズオブシリーズ。
I・ああ〜・・・
B・でも3代目になってから、もうガクッと質がおちて。言っちゃ悪いけど今の仮面ライダーみたい。
数人・(笑)
B・仮面ライダーのプロデューサーがじぶんのやりたい仮面ライダーをやりたいがために、仮面ライダー同士を戦わせたりってわけわかんないことしてるのといっしょ。
S・あぁ〜・・・
B・じぶんのやりたいようにテイルズをすべて、RPGをすすめていきたいみたいなことをやるから、ユーザーが、なに考えてんねんこら〜って、なっちゃって、まえにでたゼスティリア。不評。
S・ド不評ですよね。
B・テイルズオブ・・・なんやったっけフェスティバルってイベントが、毎年横浜であるんやけど。
I・パシフィコ。
B・パシフィコ横浜で、あるんやけど、いわゆる、いままででてきたテイルズオブシリーズのなかで、演じてた声優さんたちがでてたりとか、有名なやつがあるんやけど。
I・20周年でしたね。
B・その、20周年のときに、ほかのテイルズの声優さん、きゃ〜〜〜〜〜ってなってたんやけど、『ゼスティリア』の声優さんでてきたときに、しゅん〜〜〜・・・
S・(笑)
B・し〜〜〜〜〜んってなって。それみた声優さんたちが、これやばいな、ってことになって、土下座。もうしわけございません!って。
I・いや、声優に非はない。
O・声優じゃなくて。
B・なぜ声優にあやまらせるねん、って。
S・声優さんに罪はないですよ。
O・開発陣がわるい。
B・これがいかにゼスティリアが、不評やったか、っていうの、わかる。
I・ってことは、売り上げは、二けた?
B・買ってもすぐ、中古に、売る・・・・・・で、中古のあれをみたら、今までのテイルズオブシリーズって高いやつだったら、2000円とか3000円とか、たけ〜っていう中古があったのに、ゼスティリアに至っては500円とか。
S・即値下がり・・・値崩れ。
B・うわ〜ひで〜、このテイルズ〜・・・っておもって。
O・そんな、売り上げわるいのに、アニメ化しようとしてるからね、なぜか。
B・そのプロデューサーの名前、俺きいて愕然とした。馬場さん。
数人・(笑)
O・同姓。・・・・・風評被害・・・・
S・風評被害(笑)
B・おまえ〜〜〜〜〜〜って・・・・・妹がさぁ、テイルズオブシリーズにすごいはまったから、『アビス』、『シンフォニア』、『エターニア』、・・・・めちゃめちゃいい、っつってたのに、ゼスティリア・・・・弟がやってて、「ねえちゃん、これ、クソやで」・・・・・「え?、、、、どんなかんじやねん?」・・・こんなんでな、こんなんでな、こんなんでこんなんやねん!・・・・・・・「あ。。。。。だめだわそら。。。。」・・・・・
S・(笑)
B・テイルズが大好きな妹でさえ、「だめだわ」って、・・・愕然とするくらいやからね。あの〜最初の、『テイルズオブファンタジア』はどこへいった〜みたいな・・・・・・一作目のスーパーファミコンで、カセットなのに、歌が入ってるっていう、世界初の主題歌がはいった、画期的な、ファンタジアがでたころの、感動はどこへやら・・・
S・もう、そのメンバーも、『スターオーシャン』のほうに流れちゃいましたからね。
B・そう、エニックスがつくってた・・・
I・あぁ、トライエース?
B・あそこにいっちゃったから、みんな。いまは引き継いで引き継いで、いわゆる後輩っていうか、そういう、育てた人たちがずっとやってんねんけど、プロデューサーが暴走しちゃったもんだから、三代目の。だから、一代目と二代目のプロデューサーはあきれてはるみたい。なにやってんねん、こいつ。うちらがつくってきたものをなんでこんなふうにしたんや、みたいな。あきれてるらしいよ。
S・(笑)
I・叱る元気もない。
O・あきれ返ってる。
B・で、次のあたらしいテイルズをだそうとしてるからね。
I・ちょっと〜・・・・・
B・もうホームページだして、こういう、キャラクターがでます、みたいなのをやってるからね。みんなもう、やめて・・・これ以上テイルズを・・・
S・汚さないで・・・・・
B・そう。うちらも、ファンタジアは、はじめてやったときに、ああいう、主題歌がはいって、ナムコもこういう凄いやつをだしてきた〜、っつって、狂喜乱舞したもんやけど。いまやそんなかたち見る影もない・・・
アビスとシンフォニアくらいまでかな、うちがまだよかったとおもったんは。
S・そうですねぇ。
B・シンフォニアはね、うち、いわゆるファンタジア以降はちょっと…『デスティニー』とかのちに続編が出るんやけど、あの、機械がなくてできんかって、結局妹がアビスから、10周年の記念タイトルで、テイルズオブアビスってあるんやけど、あれに妹がはまって、うち、それをみて、あ・・・・テイルズや、久々にみたなぁ〜・・・・・・ってみてたら面白くって、で次、シンフォニアをやって、あ、シンフォニア・・・ファンタジア・・・あの、ね、初代のファンタジアの前の・・・
O・むかしのはなし。
B・が、もとやから、あ、面白いな〜っておもってみてて、そのあとに、『ヴェスぺリア』?
O・ああ〜
B・とか、ああいうのを・・・エターニア?・・・とかいうのをやってたから、面白いな〜って思ってたんやけど。ゼスティリアの感想を弟からきいて、うわ〜〜〜・・・テイルズなんでそんなとこにいってしまった〜〜・・・
・・・・ショックやった。
I・良作があるというのは、不作がある・・・
B・駄作ね。不作っていうのもわかるよ。不作っていうのはおもに、いいゲームがこの時期でてこなかった、って意味やから。ひとつのあれに限るってなると、駄作。
S・FFでいう8とかは不作・・・
I・黒歴史。
B・ファイナルファンタジーの話をすると、・・・これ今かかってるけど。
(BGM・『ファイナルファンタジー』 「飛行船」)
B・8も・・・・
S・売れはしたんですけど。
B・いま、14かな・・・・14がでるかんじなんやけど、
S・15・・・
B・あぁ、15か・・・・15がこんどでるんやけど、FF1からずっと続いてきて、で、3までがファミコンで、4から6がスーパーファミコンで、で、7から9がプレイステーションで、ってやってきて、そんなかで、8が不評やってん。
S・まぁ特殊なシステムでしたよね。
O・戦闘システムが・・・
B・そういう駄作っていわれるのがひとつあるねん。まあそのあとにでてきたプレステ2の、10以降のやつでも、賛否両論わかれるやつはあるけどね。
数人・(もっとひどいのが・・・あれなんやったっけ・・・・とかやりとりしている)
B・この曲をつくってるのは植松伸夫さんっていうねんけど、当時スクウェアで・・・アルバイトやった友人から、こういうゲームの企画あるんやけど、やらへん?って。あ、仕事やったらなんでもやりますわ〜、っつってアルバイトで入って、音楽をやりはじめて、いつのまにか社員。そういう経歴をもつひとなんやけど、そのひとがつくったのがこのFFの曲なんやけど。いわゆる、みんなが駄作っていってる8の、主題歌があるんやけど、もうプレイステーションやからCDロムやから、生の音源で、主題歌も・・・・主題歌が、ゴールドディスク大賞?とっちゃって。
S・アイズオンミ―。
O・ああ〜・・・
I・逆に?
B・で、それを、あの、ゲーム音楽三昧のときに、植松さんがいうてたのは、9のやつをつくってて・・・たしかハワイでつくってたんかな、で、ゴールドディスク大賞に、受賞しました、っていうのをきいて、マジで??ってなったんやけど、でもいま9つくってるし、授賞式、日本であるの、行ってる時間ないしな〜、やめとこう・・・って出れんかったんやて。
S・あぁ〜
B・それが最初で最後ですよ(笑)
S・もったいない話。
O・あ〜あ。
B・もったいね〜〜、みたいな。・・・・そういう経緯があるのが、8ですよ。おもしろいやろ、駄作っていわれてるやつでも、こんだけペラペラ話したけど。
S・でもいま流れてる音楽もそうですけど、ファンタジー要素は、1のころからほんとにあったんですよ。
(BGM・『ファイナルファンタジー』 「浮遊城」)
B・あぁ、そうやな・・・・ファイナル、ファンタジー。
S・宇宙にいったりしましたからね、1のころから。
B・ちょっと話をもどせば、ドラクエはどっちかっていうと中世の物語がベース。
I・そうそうそうそう。
B・で、ファイナルファンタジーはほんとに、ファンタジー、の要素を入れてる世界やから、ドラクエとは対になる・・・・だから、小説をよんでるみたい、自分の好きな。
S・いろんな世界をね。
B・ドラクエは、ああいう、歴史とか追って読んでるみたいな・・・
S・そうですね。ロト伝説っていうね。
I・ロトの紋章?
B・そう。ロトの紋章。ロトの紋章、っていうのが、1,2,3の3部作。でひとつ。・・・で、不思議なのは、1と2が、3の、後の話やねん。
I・めんどくさい・・・・
S・3が、最初の話なんですが、最初はぜんぜんそういう、そぶりはなかったんですよ。バラモスを倒してくれ、っていう話だったんですけど、そのあとで、突如1の世界に・・・1の昔の話に・・・
I・あ〜〜・・・・
S・いっちゃうわけですよ、3で。3のボスを倒したら。
B・1と2は続いてて、2が事実上ロトの紋章編の、最終回。で、なんで、こういうロトの世界ができたのか、っていうのを、今のアニメでいう、ここまでやってきたのはどうやってきたんでしょうか、っていうのをOXAでやるみたいな。そういう形式・・・・回想物語。だからさっきのテイルズでいうと、なんでファンタジアがあるかっていったら、じつはシンフォニアで、こういうことがあったから・・・みたいなんをやるかんじ。I・まぁ、そういう伏線がないとね。
B・そうそうそう・・・それの走りでもあるね、これは。
I・ドラクエ様様。
S・様様。
B・だから、ドラクエは確かにファイナルファンタジーと、音楽面に関しても、システム面に関しても、RPG要素に関しても、対になる存在やし、二強とよばれるくらいすごいんやけど、でも、俺の個人的なこと言わしてもらうと、俺は、ファイナルファンタジーよりも、ドラゴンクエストの方が、好き。そういう意味では。歴史を追っていけるから。確かに、ファイナルファンタジーも、ファンタジー要素があって、小説読んでる・・・いまでいうノベライズみたいな。・・・・・それはそれで、妹がやってるのみてて、おもしろかったし、絵もすごい綺麗やし、ドラクエにくらべたら・・・・音楽も、いいな〜、って思うんやけど。やっぱりストーリー性としておもしろかったんは、ドラクエかな〜。
I・脚本力。
B・脚本力は、ドラクエの方が・・・・説得力はある。
B・1やって2やって3で・・・・いったん、あれ〜、ぜんぜん別の世界じゃないか、って思ってたのが、1の世界につながってたという・・・・
I・終わらせるのがいちばん難しい・・・
B・難しい。2で最終回、事実上迎えちゃったから。だから・・・ドラクエはどっちかっていうと、3部作ごとに世界観がちがうからね。
S・ぜんぜん。
B・ファミコンででた、3までは、ロトの紋章編で、4から6まで天空編で・・・・それが物語がつながってんねん、世界観がちがうだけで。なんか関連してる・・・っていう。
S・7からまたまったく別の・・・・・ただ8に関しては、若干3の要素が・・・
I・それはうれしいのでは?
S・ファンサービスみたいな。
B・だから、3の世界にでてきたやつが、8の世界におんねん。私はこの世界からやってきました、みたいなかんじで・・・うちも妹も、8やったときに、あれ・・・・・これどっかでみたことがある・・・・・あ!これ、3や!にーちゃんにーちゃん、・・・・・・どうした〜?・・・・・8に3のやつでてきてる!・・・マジで〜!?
I・通じる・・・わかる・・・・
S・わかるんですよ。
O・うん。
B・マジで〜!!・・・・って。ほんまや〜!おれ、3でやってた、こいつ・・・・・おれ鳥肌たったもん。小さいころにやってたやつが・・・
S・ほんとそうですよ。
B・堀井雄二すげ〜っておもったもん。
S・(笑)
B・それで、俺の中でドラクエはファイナルファンタジーよりぜんぜん上の格になった。
I・別格。
B・音楽も好きやし。だから、RPGでいうと、俺の中では、ドラクエ、ファイナルファンタジ―、で次にテイルズかな。で、シャイニング。ほかにもね、RPGっていうとこで、広げてしまうと、『イース』っていう、むかし・・・
S・あ〜ありますあります。
O・あ〜、あった・・・
B・ゲームがあって、そうそう、RPGのほんとにそうはしり。ドラクエがでるまえにあった、んやけど、ドラクエが大衆化。イースっていうのは、ホビーパソコンの時代、ファミコンがでるまえの。パソコン時代からあったやつで、それやったひとから言わせると、ただのRPGじゃなくて、RPGのまえにドラマチックってついて「ドラマチックRPG」っていう・・・
I・CM。あぁ〜〜〜・・・・
B・そう。あの〜、アメリカザリガニの、お笑い芸人の・・・・
I・あ〜・・・・名前は・・・・・
B・ボケをしてる平井さん。・・・・・・・これが主題歌。
(BGM・『イース』 「FIRST STEP TOWARDS WARS」(平原))
S・フィールドって・・・
B・これが有名なんやけど、
I・ワールドマップ。
B・で、パソコンの時代に、これが流れてた・・・
S・FM音源で。
I・なぜそれを持ってるのかがわからない。
B・あんねん。こん中に・・・・・音源が・・・・
S・あるからしかたないじゃないですか。
O・あるものはあるねん。
I・それをもってんのがわからない・・・・こわい。
数人・(笑)
S・こわがられた(笑)
I・なぜ、それを・・・・・・まぁまぁ、いいですわ。
B・やろ。
S・ありますからね。
O・好きやからもってる。
I・あぁ、そうか・・・・
S・そういうことです。
B・だから、アメリカザリガニの平井さんが、ゲーム音楽三昧でいってたのは、彼は、その、昔っから、ファミコンが出る前からゲームが大好きで、追っかけでやってて、マイコン部っていうのも平井さん立ち上げて、そうやってやってて、イースが出た時にイースをやったら、なんっじゃこれは〜!!ってなってめっちゃ泣いた、って・・・
S・当時画期的なRPGでしたから。
B・流れてるBGMあるやんか、これも、ほんとに当時の・・・ゲーム音楽のなかでは、優れてる曲で、当時つくってたのが日本ファルコムって、いまもある・・・
S・いまもつづいてます。
I・あぁ〜・・・・ファルコムは強いですからね。
B・ファルコムがつくった、イース。すごいやろ〜。
S・30年以上前に。
B・いまでこんな曲、つくれへんよ。
I・いまではね。
S・古代(こしろ)祐三さん。
B・ゲーム音楽界では、すぎやまこういちさん、植松信夫さん、で、テイルズオブシリーズの、桜井・・・・下の名前ちょっと忘れたけど・・・・・
S・桜庭さん・・・・
B・桜庭さんか。あと・・・
O・田中公平。
B・サクラ大戦つくった、田中公平さんに並ぶ、ゲーム音楽の作曲家さんですよ。
I・公平先生。
B・いちおうゲーム音楽界では、すぎやまこういちさんが一番上で、つぎに植松さんとか、田中公平さんとかくるんやけど、古代さんはその次に・・・・桜庭さんがその下かな。
S・そうですね〜
B・すぎやまさんは別格。神。・・・・・・植松さんとか、田中さんに、すぎやまさんどんなひとですか?って聞いたら、僕らが子どものころからやってるドラクエの音楽つくってたから、もう神ですよ、師匠とかそんなんじゃなくて、神ですよって。言ってしまえば『ロマンシング・サガ』っていうゲームがあったんやけど、これもいわゆる・・・・
S・伊藤賢治さん・・・
B・あれどこがつくってたっけ?
S・スクウェアですね。
B・スクウェア。ファイナルファンタジーつくってた、スクウェアが、別チームを率いて、サガシリーズっていうのをつくったんよ。
I・あぁ、いまでいう、佐賀県と・・・
B・そうそう、コラボレーションして・・・・
B・サガシリーズやってた人からしたら、サガシリーズこそがファイナルファンタジーよりすごいゲームだっていうぐらいの、すごいRPGで・・・
I・3はたしかに・・・・かじりました。
B・やったことある?うん、で・・・・あ、これ、イースの有名な曲やけど・・・
(BGM・『イース2』 「TO MAKE THE END OF BATTLE」(オープニング))
S・これが一番有名ですね。
B・で、ロマンジング・サガのやつで、・・・・それをつくったのが、伊藤賢治さんっていう作曲家の方なんやけど・・・・その方は、植松信夫さん、のまぁ、鍛えられた、弟子みたいなかんじで、・・・・このひとから言わしたら、すぎやまさんなんて神です。・・・・・・もうぼくが、小学生の時に、みんながゲームしてて流れてたのが・・・・・すぎやまさんは別格ですよ〜・・・って・・・だからその、伊藤賢治さんがたぶん・・・植松信夫さん、田中公平さん、古代祐三さんの、下になる・・・桜庭さんとおなじくらいの位置に・・・その下に、いっぱいいるけど。・・・・・80年代、90年代くらいに、RPGをつくった、・・・・有名になっちゃったひとたちばっかり。
I・ゲーマーのなかでは。
B・このひとたち、生で見るだけで、もう・・・感動モン。
I・あ〜あ〜・・・・
B・テレビでしかあんまり見いへんから、顔出しするにしても。
I・忙しいですからね。
B・忙しいからね。・・・・・・だから、そういう意味では、ゲーム音楽三昧で、生放送で、・・・一回目は、たしか、植松信夫さんと、あと・・・・だれやったかな、高橋名人がでてたんかな、ゲストで。・・・・植松さんの声なんて・・・・おれ、聴いたことない。・・・・・・ううわぁ〜〜〜〜!っておもって。でも、その第一声が、・・・・・・「尿酸値が高い、植松信夫で〜す」って(笑)・・・・ちょ、ちょ、ちょっとまってちょっとまって、グッジョブなんやけど・・・
(BGM・『イース2』 「SUBTERRANEAN CANAL」(サルモン神殿 下水道))
S・(笑)
B・植松さん、すげ〜、って、なったもん。・・・・尿酸値、たかい〜、なんて、ふつーのひとやったら、おまえなに考えてんねん、ってなるけど、グッジョ〜ブ!ってなって・・・・・で伊藤賢治さんも、第二弾のゲーム音楽三昧・・・・高橋名人が、やったときに、でてきはって、あぁ、伊藤賢治さんてこんな声してはるんや〜・・・・・・・・そんときにすぎやまこういちさんも生ででたわけですよ〜・・・・・(笑)さっき、最初にタ〜ッタラッタタッタ・・・・・♪(注『ドラゴンクエスト』 「序曲」)流れたやんか、あのあとに、「どうも・・・・すぎやまこういちです」・・・・・すげ〜〜〜〜!
S・すげ〜ですね。
I・死んでもいいってやつですね。
B・・・・・イースにしてもドラクエにしてもファイナルファンタジーにしてもテイルズにしても・・・ちょっとシャイニングシリーズはちょっとかじってないからわかんないんだけど、そのへんのRPG、80年代、90年代にできたRPGっていうのは、いまのゲームとは全然比べようにならないくらい、別格。
I・つまり、発展期。
B・黎明期から発展期・・・黄金の。
S・それぞれが競い合ってた時代ですからね。
I・あ〜・・・なるほど・・・・
B・だから、いま、どうしてドラクエとかファイナルファンタジーが話題になるか、わ〜って盛り上がるかっていうと、そういう時期があったから・・・・・いろいろと長く話ちゃったけど。・・・・・・・・あれほどのRPGがもしでてきてなかったら、いまの、『シュタインズゲート』とか、ああいう、R18禁みたいな、ああいう要素のある、ゲーム・・・・まぁ、そこは抜いたとしても、ストーリーを追っていきながら、物語をすすめていくっていうみたいなのは、なかったかもしれん。アクションゲームでおわってたかも・・・・っていう。
S・転換期。
I・いまは飽和状態でやってる・・・・
B・言ってしまえばね。いろんなゲームがあるけどね。今でいう美少女ゲームっていうのも・・・・・・・・まぁ媒体はちがうけどね・・・・・・
I・大元は、おなじ。
B・大元は、RPGから・・・・どうみたって、アクションゲームとかっていう要素じゃない。いまの美少女ゲーム・・・・・みんな下に文字が出てきて、顏が出てきて・・・・・あ〜、みたいな感じで、やってるやん。あれの要素はドラクエとか・・・・・・・モンスターがでてきてぐしゃ〜ってやって・・・・あの原理・・・
S・そうですよね〜
B・ストーリーをこう、ず〜っと進めていくっていくっていうのもその要素やから・・・
I・じゃぁRPGがすべての起源?
B・そういう意味ではいまのパソコンの美少女ゲームの起源っていうのはそれに値する・・・・
S・いまのゲームに通じている・・・
B・岡野氏の世代がもろにやってるっていう・・・・引き継がれてるわけよ。
I・サーカスブランド。
(BGM・『イース2』 「TERMINATION」(ラストボス))
B・そうそう。・・・・・だからね、ゲームってね〜・・・・・まぁ、幅が広いから、麻雀とかトランプとかもあるけど、テレビゲームとかビデオゲームっていうの、いろんな変遷をえて、XBOXだとかPS4だとか、あの〜ネットゲームとかもあるけど、その起源はほとんど、ファミコンの時代からはじまった、・・・ゲーセンもそうだけど、その時代から盛り上がってきた・・・ゲームの、大転換期があったから、いろんな、ビデオゲームが・・・
S・技術の争い合いでしたね。
B・それの、大変換機を担ったのが、いま流れてるような、ファイナルファンタジーとかイースとかドラクエ・・・・・・で今年、ドラゴンクエストが30周年です!
S・そうですね。
B・1986年にドラゴンクエスト1が発売されて、今年で30年です。
I・一緒ですな。
B・で、びっくりしたのが、俺が青春ラジメニアに投稿して、聴いてた人はたぶん知ってるかもしれないけど、ドラゴンクエストがなんとUSJとコラボします。発表されました。
S・あ〜〜〜〜・・・
O・へぇ〜・・・・
I・正式?
B・正式。
B・アトラクションになるらしい。であと、ドラゴンクエストが、なんかミュージカルかなんかわからんけど・・・
O・舞台化する。
I・決定しただけで、まだ実際には・・・
B・そうそうそう。CMはやってるけど・・・
O・やってるやってる。
B・勇者は、素人さんから選びます。だからいま、ビラが貼ってある、「勇者になりませんか?」っつって。ゲーマーズとか、ああいう・・・
S・いまも、CMでもやってます。
I・つまりいたるところ?
B・いたるところ。・・・・・・・・・・すげーやろ。ドラゴンクエストっていうのは。(笑)
I・なぜそれが昔にいなかった・・・・なぜ今・・・・・(ドンドンたたいている音)
B・(笑)・・・・・・・だから、それらがあったからこそ、さっきのスーパーマリオもそうだし、ドラゴンクエストもそうだけど、そういう、大ヒットした・・・まぁアクション系やったらその・・・マリオとかがあったから、アクションゲームが今ここまで、人気を博してるし、RPGでいえばドラゴンクエストをはじめとして、・・・・そういう歴史があったから、今みたいな美少女ゲームにもつながってきてるってかんじ。そう・・・・・・それをうちらは子どもの頃にやっていたと。・・・・・・・で、ゲームは長くなるとバカになるからやめなさい、なんて言われながら、やってた。でも、無駄ではなかった。
S・無駄ではなかった。
I・学校では・・・
B・そうです。その頃の話をすると、いまみたいにネットなんてないから、そのゲームをやったら、次の日学校に行って、家でやってきたことを話をするわけ。
S・あ〜・・・ありますね〜・・・
O・あるある・・・
I・固まってね。
B・で、どうにかすると攻略本をこそ、っともってきてる子のとこいって、こうでこうでこうだよな〜、みたいな話をしてたわけ。
S・攻略本さえ貴重でしたからね〜。
I・あ〜、そうか〜。
B・当時は、うちがやってたころはたぶんね〜・・・ちょっと話をいうと、『ストリートファイター』・・・
O・あぁ〜
B・ゲーセンでやってたやつがスーパーファミコンになって、・・・・カプコン、『ロックマン』出してるとこの。あそこが、テレビゲームにして、家でできるようになったから、あの〜ストリートファイターの、大ブームがくるわけ。映画化になったりとか。
S・社会現象になりました。
B・あの、さっき俺が歌った「恋しさしさとせつなさと心強さ」あれ、ストリートファイターの映画の曲やからね。
(BGM・『ロマンシング・サガ』 「バトル1」)
I・映画の・・・・テレビじゃなくて?
B・映画。アニメ映画。じつは。
I・てっきりゲームのほうかと。
B・最初はゲームよ。それがアニメ化になって、映画になった。
I・よくあるやつ。
B・そうそうそう。メディアミックスってやつ。あれの走りかな。
S・そうですね。
B・いまゲームからアニメになってそれが劇場版になるのあたりまえやんか。それが、当時ストリートファイターが大ブームになったから、アニメ化、映画化・・・・で、女優のあの人が歌った・・・・・はしり、はしり、篠原涼子。
I・そこまで考えていた?
B・そういうことやね。でも・・・・当初はそこまで・・・・・家庭用ゲームにして、格闘ゲームブームがくるなんておもってなかったから、カプコンも誤算やったと・・・・それに乗じてのってきたのが、SNK。NEO・GEOね。あの。『餓狼伝説』とか、『龍虎の拳』だとか・・・・・・・みんなやるのは『キングオブファイターズ』かな・・・
S・そうですね。総合したお祭りみたいな・・・・キングオブファイターズ。
B・いまから格闘ゲームの話をすると、カプコンがだしたストリートファイターと、SNKがだした、餓狼伝説なり、え〜、キングオブファイターズが格闘ゲームの、二大巨頭・・・・・当時・・・・・・それを、ストリートファイター、カプコンから任天堂のスーパーファミコンからだしてたから、任天堂とカプコンは結びついて・・・・・SNKは自分で、アーケードでだしたキングオブファイターズだとか、・・・・を、自分のゲームで移植して、・・・・えっと、NEO・GEOっていう、家庭でできるアーケードゲームみたいなやつで、すっごい高かったんやけど、うん・・・・実際だして・・・
S・高かったですよね〜・・・・・
B・さっきも俺が、DVDに持ってるけど、アメトークの中で、ストリートファイター芸人ってでてくるからね。
I・(笑)あぁ、まぁ・・・・それはね・・・・・
S・そしてカプコンといえばこれですよ。ね。
(BGM 『ロックマン』 「ゲームスタート」〜「カットマンステージ」)
B・ロックマン?
S・ロックマンです。
B・おお〜・・・・ロックマンはわかるよね?
I・はい。
B・ばーん、ば〜ん、って打って、ロボットが・・・・
I・たしか3か7かどっちかやってました。
S・いま流してるのは1ですけどね。
B・ロックマンはうち・・・・けっこうあとになってからはじめた。CMは知ってたんだけど。友達の家がファミコンとかで、ロックマンやってて、たぶんスーパーファミコンだったときも、スーパーファミコンはロックマン・・・・
S・7ですね。
B・7か。・・・とか8のあたりを・・・
S・8はプレステですね。
B・7を友達の家で、やってたのを見ててん。けっこう後になってからやってんけど・・・・・・・あの〜知ってるかな。「エアーマンが倒せない」、っていうの。
数人・あぁ〜
O・有名な曲。
B・あれ、ロックマンのエアーマンからきてるねん、ほんまに、当時エアーマンが倒せなかったっていう。
S・オレンジにもありますよ、ロックマン2。
O・2。ワイリーの謎。
I・あぁ〜ドクターワイリーおったおった・・・・
数人・そうそうそう・・・・
B・あれからきてるねん、エアーマンが倒せないって・・・・
S・実際には倒せちゃうんですけどね(笑)
O・倒せる・・・
B・その実体験をもとに・・・
O・当時の。
S・当時の。
I・けっこう強かったのでは?
B・うん、強かった。・・・・倒せるけど。
O・当時の小学生たちは、倒せなかったんや。
S・苦戦してた。
B・な〜んでエアーマン、死なないんだよ〜って。(笑)
O・ほんまに、何回やっても何回やっても、倒されへん・・・・
(BGM 『ロックマン』 「ガッツマンステージ」)
S・歌も、2番目で、ウッドマンが倒せないっていうのもありましたね。
O・エアーマン倒せたけど、ウッドマンが・・・
S・ウッドマンが倒せたら、弱点の武器が、手に入るんですけど。エアーマンの弱点の。
O・なんやったっけ・・・・
(声複数、聞き取り不能)
B・『ロックマンエグゼ』では、・・・・・ちょっと、子ども向けに戻してるから、ちょっとちがうねん。
I・未来化じゃなくて?
S・歴史がちょっとちがうんですよ。
I・別もの。あ〜・・・・
B・別世界、別世界。・・・・・・バーチャル・・・・・・・実際にロックマンは・・・・ってあの・・・
S・ロックマンシリーズからきて、『ロックマンエックス』につづいて、『ロックマンゼロ』につづいて、『ロックマンゼクス』につづく・・・
(BGM 『ロックマン』 「アイスマンステージ」)
B・ロックマンってさ、あれ、どういう・・・・・生命体っていうたら失礼やな・・・
S・いちおう、ロボッ・・・・・・・・・家庭用ロボットを、戦闘用ロボットに改造して、敵と戦っていくっていう・・・・
B・あ〜・・・・アンドロイドとはまた別か。
S・そうですね。
I・サイボーグ・・・・
B・うち、よく知らんかったから、なんか・・・・ロボットなのか人間なのか一時期迷ったことあるけど。
S・一応ロボットという・・・
I・人間では無理でしょう。
B・びっくりしたんは、ロックマンってず〜っとかぶってるやんか、装備してるやんか。
I・あれね。
B・一時期、これを、ぱってとって・・・
I・怪物くんじゃないんですから。
S・2のオープニングでそういう部分が・・・・・
B・普通の少年の顔やったから、・・・え?あれ??人間?どっち?・・・・・これで俺迷ってん。
S・ええ。普通に髪の毛ありますからね。そしてヘルメットかぶってね。プン〜ってワープしていく・・・
I・あ〜あ〜あ〜・・・細い光細い光・・・・
(BGM 『ロックマン』 「ボンバーマンステージ」)
B・ピュ〜ン・・・・・そうそうそうそう・・・・・カプコン、すごいのつくったな〜。ロックマンもそやし、さっき言ったストリートファイターもそうやし。それを考えると、いま『モンスターハンター』やからな。
S・そうですね。
I・一狩り一狩り。・・・・・・・日本人の、それは気質かな。
B・気質もあるけどひとつはむかし・・・・・いまでこそ日本人も洋物やるようになったけど、やっぱり、むかしの日本のゲームって、どっかしら、海外でつくられてたゲームから、いろんな要素を・・・
I・独自発展。
B・もってきて、独自発展さしてあそこまでしてるから、その影響は大きいとおもう。それが逆に、海外に輸出されたときに、海外の人が、なんだこの、日本のゲームは、って、ユーザーが・・・
I・まぁ、日本てわかるかどうかも謎ですから、純粋に。
B・食いついて。・・・・うん、現に、セガから発売されたメガドライブってやつは、海外に輸出されて、北米で一位やからね、当時。ほかのゲームさしおいて。
(BGM 『ロックマン』 「ファイアーマンステージ」)
I・売上げ?
B・売上もそうやけど。
I・総合評価?
B・うん。そういう・・・・なんか、歴史がある。
(しばし、珍しくみんな沈黙)
B・(笑)・・・・ひとりしゃべったから、声が若干かれてきた・・・・・なんか俺ばっかりしゃべってる気がすんなぁ・・・・
S・語ってる量が・・・
B・それをね、彼が、補足してくれて・・・・彼、いろんなもの知ってるから・・・・しもっきー。
S・まぁ、ゲームに、ね。
I・知ってることは知ってるだけで、知らないことは知らないですからね。
B・そうそう。
S・それはみんな・・・それぞれに・・・あるでしょうから。
(BGM 『ロックマン』 「エレキマンステージ」)
O・得意分野があるから、ゲームに。
S・補足するのは、知ってる人が。やってくれたらいいということで。
I・あぁぁ・・・・・・ガルパンだ・・・・・・・・・・・・・・・・・お互いの足りないところをフォローし合って・・・・・・
B・あ〜・・・あ、そうそう・・・・・・今さっきの話ね、いきなりガルパン、えええ〜って思って。
O・ゲーム要素が・・・・一応あるっちゃあるけど。
B・わかったわかった・・・・・・ありがとうありがとう。
I・それもまたひとですな。
S・それを補い合って、やるのも楽しいかなぁって話でね。
B・伊藤氏は、その〜、まぁ、ゲームをやってきたっていうのは、一応あるわけやけど、シューティング系のやつが好きやって言ってたけど、どういうやつをやってた?
I・『サドンアタック』、『クロスファイヤ』、『カウンターストライクオンライン』、『ウォーロック』・・・・『アライアンス・オブ・ヴァリアント・アームズ』・・・・・
B・おおおおおお
I・あとは・・・・・・
S・いわゆるFPS。
O・FPSやな。
B・ネットのやつか。
I・あ、『トイウォーズ』もしたな。MMOもしましたし・・・
B・ほおほおほお・・・
S・うちらが思い浮かべるシューティングゲームっていったらグラディウスとか・・・
B・(笑)そっちやな。
I・『halo』とか・・・・XBOXでは・・・・FPSは。
S・ええ。
B・そっかそっか。てことは、劇場版のガールズ&パンツアーでやる、ねこにゃんたちがやる戦車ゲームといっしょやね。
(BGM 『ロックマン』 「ボス」)
I・『ワールドオブタンクス』。
O・あれはオンラインゲーム。
I・え〜と・・・・登録者数だけで一億・・・全世界で。
O・へぇ〜・・・
B・ってことはネットゲームをメインにやってるわけやけど、うちらがやってるようなコンシューマータイプ、ああいうのはそんなにやったことない?ロマンジング・サガ以外とかは?
(BGM 『ロックマン』 「Drワイリーステージ1」)
I・『仮面ライダー伝説』。
B・うわっ!!仮面ライダー伝説!・・・・知らんなぁそれは。
I・バイクで戦うやつ。
B・バイクで戦うの、へぇ〜・・・・
I・スーパーファミコン。
B・へ〜・・・『スーパーヒーロー作戦』とかは知ってるけど。
I・じゃない、じゃない、またべつの。
B・それはどこからでてたやつ?ゲーム会社・・・わかる?
S・バンダイでしょうけどねぇ。
O・バンダイ・・・・
I・バンプレストだった気がするなぁ・・・・・
B・バンプレストはねぇ、さっきの・・・スーパーロボット大戦でもそうやけど・・・あの〜いっぱいだしてるからね・・・・。
I・まぁつくってるのはウィンキーソフトですけど。
S・あぁ、なるほど・・・いまはなき。
B・(笑)
S・最近になってつぶれちゃいましたからねぇ。
B・あぁ〜そやね〜、バンプレストはね〜・・・いまスパロボってどこつくってんだっけ?
S・いや、バンプレストがつくってる・・・・ウィンキーソフトがつぶれたんです。
B・あぁ、なるほどね。はいはいはい・・・・・・バンプレスト自体は、残ってる。
S・スパロボっていう・・・・宝石がありますからね。ウィンキーソフトっていったら、初代スパロボからもう・・・・
(BGM 『ロックマン』 「Drワイリーステージ2」)
B・一時期スーパーヒーロー作戦ってすごいのがでてたからね〜
S・Fまでつづいて、魔装機神シリーズも、最近までつくってて。・・・でも、つぶれちゃったんですよね。
B・あの〜・・・なんやったっけなぁ。スーパーヒーロー作戦っって、ゲームCMとかでてくるとおもうけど、仮面ライダー以外にウルトラマンとか、ゴジラとか・・・
O・ほぉ〜
I・サッカーするやつ。
B・そう、サッカーやったりドッチボールやったり・・・・
I・戦闘員・・・・・・外野でね。
B・そうそうそう・・・戦闘員がでてきて。あれなんやったんや、みたいなね。一時期しかでなかったからね。
・・・・・・・・・・ロックマンつづいてる・・・・これも1?
(BGM 『ロックマン』 「Drワイリーステージボス」)
S・これも1。1のワイリーステージのボスですね。
I・最後では?
S・1でもありますよ。
B・ワイリーステージのボスってワイリー自身?
S・じゃなくて。ワイリー自身もいますけど。
I・ワイリーは博士ですか?
S・ワイリーロボっていって、ワイリー自身もいますけど、そのほかのボスもそのステージででてきて。
B・ほ〜・・・・部下か?
S・部下です。
B・そうか・・・・・ロックマン初期の頃はやってないからよくわかってないんやけど。
S・これがエンディングですね。
(BGM 『ロックマン』 「エンディング」)
I・それでも、やってたってことだけは実績ですから。
S・1は異常に難しかったですね・・・
B・だって、うち、こうやっていろいろ話してるけど、やってないとこに関してはぜんぜん・・・・・・そうそうそう、それに関しては・・・彼が、いろんなもんやってるから。
S・難しいっていうか、理不尽というかね。・・・・・昔のゲームにありがちな、理不尽さがロックマン1にはありましたね。
B・オレンジの会に『ロックマン2』があるのみたときは、ある〜〜〜ロックマン!っておもって・・・
I・やったらいい、やったらいい。
B・実際にやってるのみたけど、わ〜、やるやん、ロックマン〜・・・
S・真吾ちゃんいるじゃないですか、最後のボス、だけ、知らなかったんですよ。
I・最後の最後・・・・
S・最後の最後の、ほんとのボスだけ知らなかった。
B・知らなかった?
S・一通りクリアしたはずなのに・・・・・・
I・あの真吾ちゃんが。
B・結局、彼は、全部クリアしたん?
S・うちが、クリアしたんです。うちが全部クリアして、それで、最後のボス(エイリアン)にたどりついたときに、こんなボス知らない・・・・って。
数人・へぇ〜・・・・
S・こっからロックマン2に入りますね。
(BGM 『ロックマン2』 「オープニング」〜「タイトル」)
B・ロックマンもさぁ、DVDのCMがここにあるから、見ようと思えばいま見れるんだけど・・・・・・・・さっきブレイク中にスパロボのCM見たけど、その前にロックマンのCM入ってんねん。
I・まぁ集めてくるファンが多いですね。

ゲームをめぐって・・・4人の座談会   part 4
B・で今ここまでは、うちらの世代の話してきたけど、岡野氏全然話してないから・・・・なんかあったら。フリートークやし。
O・やってるゲームがちがうから。
S・懐かしのゲームとか・・・・
B・伊藤氏なんも知らへんから。知ってるもんがあったら・・・
O・懐かしいゲームやったら、ゼルダ(『ゼルダの伝説』)しかないで。
S・ゼルダね。
B・ゼルダか。
I・鉄板鉄板きましたなぁ。さすが。
O・こういう時にハイラルヒストリアがあればいちばんええんやけどなぁ。説明しやすいし。
B・だせる?その曲。
S・だせますよ。
O・曲はあるけど、ハイラルヒストリアっていうのは公式がだした、歴史・・・・設定資料集みたいな・・・
S・歴史がすごい複雑になっちゃいましたからね〜。
O・俺らが、いろいろ考察しだすから、じゃぁ、任天堂が、公式でだすっていう・・・
(BGM 『ゼルダの伝説』 「タイトルBGM」)
B・ゼルダの伝説ってゲーム知ってる?
O・任天堂のだした超有名作。
I・みてましたみてました。
B・あれ、岡野氏がいろいろ話してくれると思うけど、いちばん最初にだしたときは、ファミコンの、カセットじゃないのよ。
数人・ディスクシステム。
B・さっき話したフロッピーディスクタイプの。一時期しかでなかったやつ。が初代。
I・まぼろし?入手不可?
B・もうでない。いま、Wiiの、ネットのあれやったらできる。
O・配信版が。
S・あと、のちになって、ロムカセットに移植されたんですね。
数人・あぁ〜そうそう・・・
B・のちに、スーパーファミコン、ニンテンドー64、で、
O・ゲームキューブ、Wii、WiiU、DS、・・・
I・全部任天堂。
O・任天堂、だけやもん。
S・マリオと同じく。
B・だから任天堂のある意味、ロールプレイングゲーム。ドラクエと比べたら、全然ちがうけど。
I・剣と魔法が好きなんだなぁ。
B・そうそうそう・・・・うちが一番ゼルダの中で、すごい身近に感じてるのは、さっき、CMでみた、・・・『大乱闘スマッシュブラザーズ』。にでてた、リンク、緑の服着てる・・・
O・時オカ(『ゼルダの伝説 時のオカリナ』)・・・・
S・時のオカリナね。
B・もうこれでわかるっていう・・・・・・俺わっかんねぇんだよ(笑)
O・で、7年後の時オカの世界での14歳前後のリンク・・・・CV檜山さんがやってる・・・・
I・ちっちゃい頃しか知らない。
(BGM 『ゼルダの伝説』 「地上BGM」)
B・時のオカリナっていうのはニンテンドー64ででた、ゲーム。
S・のみではないですけどね。のちに移植されて・・・
O・ゲームキューブで移植されたり。
S・3DSになったり。
B・ちょっとその、ゼルダの歴史をいうと、最初ディスクシステムっていうやつででて・・・・・・・・当時、CMでてたのが、所ジョージさん。
I・あの人を出す?まずいでしょ。
B・出しててん。フツーに出てたから。
O・当時。
B・若い頃やから。出たばっかしの。
I・でもあのひとありきやから。趣味人の。
B・そうよ。・・・・そっからでてきて、ゼルダが、こう、はじまって・・・・・・この曲この曲・・・
(BGM 『ゼルダの伝説』 「地下BGM」)
B・ディスクシステムのでたころの曲。
O・いちばん最初の。
B・やられると、テュルルルル〜〜〜(音真似)ってあの、テキトーにかいたかんじの、リンクが、へたくそ!っていってくるんやん。そしたら、所さんが、ムカ〜〜〜〜〜〜っていうCMがあって。
I・それは知らなかった・・・・
O・むかしの話や。
B・80年代に。
I・なぜそれを知っている・・・
(注・BGM 『ゼルダの伝説』 「デスマウンテンBGM」)
B・そっから、ずっとゼルダっていうのが・・・・・・その後にたぶんファミコン・・・・スーパーファミコンやったんか・・・
O・ファミコンはあったはず・・・カセットは・・・・リンクの冒険っていうのがあって・・・
B・ディスクシステムじゃなかった?♪やれ〜ばやるほどディスクシステム〜って。
O・そのあとがなんやったかなぁ・・・スーファミ・・・・で・・・・
B・あ・・・・これ、やられたとき・・・
(BGM 『ゼルダの伝説』 「ゲームオーバー」)
O・SE。
B・え〜〜〜っとなんやったっけな、しもっきー。(ちょっと距離が離れてるしもっきーに呼びかけてる様子)・・・・・ディスクシステムのあとの、ゼルダの伝説は、次なにがでたっけ?
S・『リンクの冒険』ですね。
B・リンクの冒険、ディスクシステムなんやけど、そのあとの・・・・
S・そのあとは、スーパーファミコン。
B・あやっぱスーパーファミコンか・・・
O・タイトルなんやったっけ?
S・え〜・・・・『神々のトライフォース』。
O・あぁ〜・・・
B・やったことある?
O・タイトルは知ってるけどやったことはない。
I・『星のカービィ』(スーパーデラックス)で最後にでてきた、アイテム・・・・・洞窟大作戦で・・・黄色い三角形の・・・でしょ?
S・ありますあります。
B・あ〜あ〜トライフォース・・・あれゼルダの、・・・・そう。岡野氏がやってたんは、64の・・・
O・64と、ゲームボーイから・・・
B・なんやったっけ?
(注・BGM 『ゼルダの伝説』 「エンディングテーマ」)
O・『夢を見る島』
B・あぁ〜・・・・どんなゲームやったかな・・・
S・神々のトライフォースから、何年後かの先・・・
O・で、リンクが、冒険してる途中で、夢・・・・・夢やったっけあれ、全部夢の話?
S・まぁネタバレですけど・・・・まぁある島に閉じ込められちゃうって話・・・・そこから脱出するっていう話なんですけどね。
B・で、当時、64の、時のオカリナと、あと、『ムジュラの仮面』・・・
O・時オカの続編といわれてる。
B・ゼルダのなかでは大ヒットを記録したやつで、神ゲーっていわれてるねん。
I・クソゲーじゃなくって。
B・すっごいいいやつは神ゲーっていうねん。でフツーにいいやつは良ゲーっていうねん。フツーにいいね〜っていうやつは。
I・それがいちばん・・・・
B・バランスとしてはいいんやけど。だいたい64のハードに出てた・・・
I・3Dポリゴン?
B・うん、はじめて任天堂が導入した3Dポリゴンは、ニンテンドー64は、少数精鋭主義をとってて、神ゲーしか出さない。クソゲーと神ゲーが織り交ざったやつじゃなくて。
(BGM 『リンクの冒険』 「タイトルBGM」)
I・ええ〜・・・
B・っていう戦略をとっててん。
S・そうですね。
B・そんなかでうまれたゼルダ・・・・・・
I・代表作をあげるとしたら、・・・・
数人・時のオカリナかなぁ。
B・時のオカリナは、うちは、友達が、時のオカリナやってて、みんな時オカっていうんやけど、それを、友達んちで、オカリナがあるんやんか・・・・
I・本物?
B・ゲームの中で。
I・あ、そっかそっか・・・・
S・でもサウンドトラックについてたんですよ、特典として。
I・笛が?
O・時のオカリナ・・・本物の。
B・でそれを吹くと、
O・いろんなことが起きる。
B・そのメロディーを、俺なんか知らんけど覚えてるねん。
I・それは、それだけ衝撃が・・・・印象が・・・・
B・ピピピ~ピピピ〜・・・・(音真似)
O・それはサリアの歌・・・・迷いの森、やったっけ?
S・トゥ〜トゥトゥ〜・・・・(音真似)
O・それが子守唄やねん。ゼルダシリーズおなじみ。
(BGM 『リンクの冒険』 「地上BGM」)
B・そういうのをおぼえてるねん、やったことないのに。・・・・・・・で、大乱闘がちょうどそのときでてたから、リンク使いまくってた(笑)
S・(笑)当時のリンクは強かったですからね。
O・強かった。
I・じゃぁ、Nさんに勝てますかね?
O・S・いまのリンクは・・・・ちょっと・・・・・(声がハモる)
I・(笑)そうなんや。
S・バランスがとれたといえばそうなんですけどね。
O・ちょっと扱い難しくなかった?
S・ちょっと扱い難しい。2種類いましてね。大人リンクと子どもリンク・・・・
I・おーきいのとちっちゃいの?
O・ムジュラの子どもリンク。エックス(『大乱闘スマッシュブラザーズX』)は・・・・風のタクト・・・・とフツーに時オカのリンク。
S・時オカじゃないなぁ。
O・『スカイウォード』?
S・その前。なんやったか・・・・
O・トワイライト?
S・あぁ、トワイライト。『トワイライトプリンセス』。
O・トワイライトプリンセス・・・・・・時オカの続編のひとつとしてトワイライトプリンセスっていうのがあって。
S・2種類に分かれてるんですよね。
O・3種類じゃなかったっけ?
(ここから延々とゼルダについて考証をするOとS。その様子をBがIに説明している)
O・時のオカリナから、俺らが考察しはじめて、公式に、任天堂が、ハイラルヒストリアとかいうくっそ分厚い本だして、
数人・(笑)
O・歴史の本だして。みんながあーだこーだいうから。考察しまくって、わっけわからん・・・・
B・発売してる順に、いってるんじゃないの?っていったら、ぜんぜんちがうっていう。
O・一番新しいのが一番最初の・・・・
B・ほんとめちゃめちゃ。年表順にやってしまうと・・・
S・最初の話が一番終わり・・・
I・いやがらせですね。でもそれでも売れたっていうのは・・
S・謎解きとかがおもしろかったから。
B・ゲームのユーザーは、ゼルダの伝説、っていうゲームを、年表を追っていくわけじゃなくて、一つ一つのゲームが、別作品みたいな感覚でやってたんじゃないかな。
O・時オカまでは、べつの作品ですよ、っていって、・・・・・ムジュラだしたから、ややこしくなって。ムジュラと風タク(『ゼルダの伝説 風のタクト』)をだした結果、ルートがややこしくなって。
I・原因はそこですな。
O・原因はムジュラと風タク。原因のひとつ。俺らが長年グダグダいう事になった・・・
S・(笑)ややこしいんですよ、ほんと。ゼルダの歴史は。
I・駄作ではない?
3人・駄作ではない。
B・神ゲーのひとつ。
S・初代から通じて。
O・時オカからいまでも、いろんなルートが・・・・バグ技がでてきたり。なぜか。
I・いま?
O・いまでも、発売から10何年たってるのにバグ技がでてきたり。
I・ええ?
S・ええ。
B・いまのゲームでいうと、シュタインズゲートみたいな・・・・いろんなルートがありますよ〜
I・『比翼恋理のだーりん』、『カオスヘッド』。
B・(笑)そうそうそう・・・・・そんなかんじかなぁ。
O・時オカで・・・・『スターフォックス』がでてきたりするけど、あれ。・・・・・・アーウィンが大暴走したりするから。
B・そう・・・・別作品がでてきたりするから。
I・それいいのかなぁ。
B・それを任天堂がやっちゃってるっていうね。
S・ボツですけどね。
O・もともとハイラル平原の敵データとしてアーウィンをおいとった、けど、ボツにしちゃったっていう。
S・ボツっていうか仮データとしておいてたのかな。
O・なぜか残っちゃってた。
B・消すはずやったデータが残ってたっていう。バグ技をだすとそれがでてくる。
O・チートコードとかいわゆる。
S・むかしのゲームにはいっぱいありましたね。
I・あ〜・・・・・コロコロコミックの裏表紙・・・・
B・あ〜そんなかんじそんなかんじ。それでこういうのありますよ〜って
S・たとえばポケモン(『ポケットモンスター』)でいうミュウとかね。
O・ポケモンのミュウもいろいろだしかたがあった。ケーシィから出す方法とか・・・・
B・けっこうね、昔のゲームっていまのゲームに比べてバグ技であーだこーだ・・・・・・とか、いきなり最強になっちゃうとか、そういうのけっこうあったよ。
S・レベル100になる方法もありました。
O・やったやった。
I・それ、めちゃくちゃお得ですやん。
B・お得(笑)
S・実際には損なんやけど。
O・そうやねん。
B・そう、実際には損なんやけどね。
I・いまもできたらいいのに。
O・時オカはいまでもバグ技はのこしてるけどね。わざと。
B・たとえばドラゴンクエストって、カセットのとき、スーパーファミコンくらいまでは、あの〜やってる途中でがしゃん、って衝撃を与えたら、止まったりするやん、カセットやから。
I・吹いて吹いて吹いて。
B・で。それで・・・・ほら、なにかしてがしゃんって・・・・・つづきができたらいいけど、それで、冒険の書が消えてしまいました、って・・・・・
I・それでもめるんですよね。
B・で、あれが、メモリースティックってセーブデータのあれができたけど、
I・メモリーカード?
B・うん、むかしメモリーカードじゃなくてメモリースティックって呼んでたけど・・・
S・メモリースティックはPSPとかにつかう・・・
B・あぁ、そうか、逆になってるな、おれ。
O・わりと最近の。
B・メモリーカードや、ごめん。メモリーカードができて。
I・ちょっとしか入らないやつ。
B・あぁ、もうデータ消えへんやん、っていってたん、7から。・・・・・・・・・これがね〜、エニックス側の、遊び心がね〜・・・・・・やってると・・・・・
I・いたずらや、いたずらや(笑)
B・セーブしました・・・・・・じゃ、つぎ、やろうか・・・・って次やった時に、・・・・でてこない。・・・・あれ??・・・・・♪デロデロデロ・・・・・・(音真似)・・・・お気の毒ですが冒険の書は消えてしまいました。
・・・・・はあぁぁぁ!!!!!!???みたいな。
数人・(笑)
B・で、なんにも出てこない中に、ぱっと・・・・・♪ダダダダダ・・・・・ってなる前に、でてくんのが、
・・・・・セーブデータが、こわれています。・・・・・・はいいいいいいい???!!!!なにそれ?!みたいな。・・・・そういうことがあってん。それを、その曲を、すぎやまこういちさんが用意してたって・・・・遊び心で。それといっしょ。
S・最初は呪いの曲だったはずなんですけどね。呪われた装備をしちゃった・・・
B・それを、冒険の書がきえちゃったときにもつかってた。
I・それよく問題になりませんでしたね。
B・いや〜みんなびっくりしたよ、最初。え?・・・・・・・メモリーカードになったのに・・・どうしてこわれるの??
S・当時のプレーヤーのトラウマですね。
B・ほかのセーブデータも、こわれたんちゃうかって・・・感ちがいしたひといる。
I・そら、でますよね。それは・・・・・・・なんちゃってとかじゃなくて?
数人・ほんとにきえる。
I・電気代、電気代。
B(笑)その、時間を返せ。
O・返せよ。
B・そんなかんじ。任天堂もそうやってゼルダの、いまのやつでも、わざとやってる。
I・じゃあ、セーブ機能もなし?
数人・いや、セーブ機能はある・・・
B・そういうふうな、あれも、いれてる。
O・お遊びで。
I・あ〜〜〜〜30代後半を・・・・・・
B・そうそうそうそう・・・・むかしこういうのあったよね〜・・・・・・ってかんじで・・・・
I・やはり策士ですな〜
B・策士ですよ〜任天堂・・・・
S・そのまえに消さない努力をしてほしいな〜って思いますけどね。
I・結晶ですからね、われわれの・・・・
B・いまでこそ、ソニーと任天堂はそういうふうに、ゲームをつくってるけど、むかしはほんとにいろんなゲーム会社があったから、うちらはすっごい、いまよりもおもしろかった。
S・しのぎを削ってた時代ですからね。
B・そう。岡野氏にしても、いまはプロデューサーとラブライブをやってるひとやけど、むかしはゼルダをやったり・・・
O・ポケモンやったり。
(BGM 『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』 「タイトル」)
B・いろんなのに手だしてはったから。いまはね、選択肢が少なくなっとんのやね。・・・・・・・飽和状態であり、新しいゲームがでるんやけど、なかなかおもしろいゲームがでてこない。
I・まぁ、つくりすぎましたなぁ。
B・で、会社がへっちゃったからね。合併とかなんとか・・・
I・買収とか吸収ならまだいいけど・・・・
S・コナミとかもねぇ・・・・
B・コナミなんか・・・・ジムやってるやん。
O・ほぼゲームつくってない。
数人・つくってない。
B・しかもなんやったっけ、『メタルギアソリッド』って有名なゲームあったやん。コナミの・・・・あれをつくった人を、追い出しちゃったからね。
I・あああああああああ・・・・・・監督をね。
S・小島監督。
B・で、自分で独自会社たてる、っつって・・・・・・・・・・それで成功した例があったからね。海外やったかな、追い出されて、・・・・・・じゃぁ、独自でゲーム会社つくろうや~って・・・・・のちに、売れちゃう・・・・・・やばい、コナミ、やっちゃった〜・・・・・・・
S・メタルギアソリッドシリーズはもうできない・・・・・・
O・もう無理や・・・・・・
S・版権がコナミに残ったままですから。
I・そっちか〜
B・コナミの話すると・・・・・・むかし、コナミって、おもしろいゲームいっぱいだしてた。
I・もともと、カードゲーム・・・・
(注・BGM 『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』 「表の地上」)
B・そう、いまでいうギャルゲーの走りといわれてる『ときめきメモリアル』・・・・恋愛要素のはいった・・・・♪すっきっとっか〜きらいとっか〜っていう・・・声優の金月真美さんが歌った・・・・・あれをつくったのがコナミ。
O・そう。当時、ギャルゲーの二大柱のひとつ。
I・ガールズサイドじゃなくって?
O・の、大元になったのがときめきメモリアル。
B・ガールズサイドっていうのはそれを恋愛対象を・・・・・逆視点・・・・
O・女性視点からみた、話が・・・・
B・乙ゲー、乙女ゲームの、走り。
I・ややこしいですな〜
B・それをつくったのがいま、ジムをやってる、コナミなんですよ!なんでそっちに、はしった、みたいな。
I・赤字だから。
B・そうなんやけどね。・・・・・・・『パワフルプロ野球』も・・・・あれもコナミ。
I・あの、丸いキャラか・・・
数人・(笑)
(BGM 『ゼルダの伝説神々のトライフォース』 「裏の地上」)
B・ちっちゃい2Dのキャラが、カキ~ン、って・・・・・・
I・体験版で・・・・・・ぜんぜん野球わかりませんけども。
B・やった?うち、スーパーファミコンでやってた。
O・パワプロ。
I・『シンデレラナイン』はやりましたけどね〜
O・あれはサッカーゲーム。
I・あぁ。イレブンのほう。
B・そうそうそうそう・・・・・コナミねぇ、いいゲームだしてるじゃない、90年代まではほんとに。
2000年代からあやしくなった。ジムにはしってきたから。ゲーム事業を縮小していったのよ。
O・とあと、芸能部門、音楽部門。・・・・・・かつて田村ゆかりさんが・・・・・
I・(?)
B・あ〜伊藤氏が田村ゆかりさんに反応した・・・・・(笑)
O・姫が在籍してた時代。レベル的な意味で。レベルっていうか・・・・・
S・姫ですな。
O・田村ゆかりとして在籍してた、コナミに。
I・あ〜ヘッドの・・・・・・そういうことね。はいはいはい・・・・・
B・いまやもう、メタルギアつくったひと、追い出してまで・・・・
I・まぁ、メタルギアだけじゃないですけど。
B・わかるわかる。
S・わかるわかる。・・・・・・スポーツゲームとかありましたけど・・・
I・まぁ、コナミ、といえば、メタルギア。
B・たしかに、ジムで、いろんなひとに利用してもらって、いいとは思うのよ、健康にもなるし。でも・・・・・ゲームをやめちゃうか、と思って。
O・もともとゲーム会社やのに。
S・むかしからいえば悪魔城シリーズ・・・
B・そう、悪魔城シリーズ。『悪魔城ドラキュラ』、っていう、シリーズもだしてたんよ。で、当時、ファミコンの、最終、末期、スーパーファミコンができるかできないかくらいのときに、ファミコンの最後のタイトルとしてでたんがドラキュラってやつで、当時ファミコンっていうと、三和音?
S・三和音。
B・三和音くらいしかだせなかったんやけど、当時の最新技術で、カセットの中に、特殊の、音源がつくれるシステムを組み込んで、ファミコン以上の性能の音をつくりだした、っていうわけですよ。それ、コナミですよ。
S・画期的な。
I・開発すごい・・・
B・そう、すんごいよ。ファミコン以上の性能の・・・・
S・そこまでやったのにねぇ・・・・
B・それをつくるくらい、コナミは当時すごい会社やったんやけど。
I・ノウハウ?
B・ノウハウはすごい蓄積させてたんやけど、今や、ジムですよ、もったいない・・・(笑)
(BGM 『ゼルダの伝説 時のオカリナ』 「ハイラル平原メインテーマ」)
I・だから逆に、中古は売れてる?
B・あ、そうそう・・・・・だからね、レトロゲーム屋みたいな、日本橋にあるスーパーポテト?みたいな、オタロードとかにある・・・あそこに行くと、けっこうコナミのやつって有名な、そういう・・・
I・まぁ、だいたいあそこに行けば・・・
B・置いてある置いてある。
I・まぁ、近くにもありますけど。
B・三宮とかにね。
O・あ。
(しばし小さな声複数。聞き取り不能)
B・・・・・・・そんなかんじかな。
S・悪魔城ドラキュラの音楽もあるんですけどね。・・・・いますぐにでますよ。
O・準備できてる。
B・じゃあそれ聴いて、いったん休憩にしようか。
S・そうですね。
(BGM 『悪魔城ドラキュラ』 「遥かなる凱旋(Beginning)」)
S・当時のサントラは、ちょっと、特殊なもんでね・・・・前奏が入ったり・・・・こんな前奏・・・
B・これは、ファミコン?
S・一応ファミコンです。
I・反則です。・・・たしかにかたちは踏襲してますけど。
S・ファミコンに、特殊な曲を詰め込んで。
B・カセットに。
S・カセットに詰め込んで。
B・接続して、っていう。
I・採算度外視。
S・そうですよ、ほんと。
B・そのころに、PCエンジンが、NECがだしたから、NECは音源っていう意味では、ファミコン以上に音源がだせたから、それに対抗する意味で最後にだしたんやと思う。
I・曲でいうと別格?
S・B・別格。
S・ほんと別格ですよ。
B・ちょっとファミコンの話をすると、カセットって、色がちがってたりしたやん。
O・赤かったり黄色かったり。
B。中にはレアもんで、光るカセットっていうのがあって。ゴールドカセットとか。
O・へぇ〜・・・・
S・ありますあります。
B・それを、いまオークションにだしたら、何十万とかするよ。
S・ゴールドカセット・・・・『ロックマン4』・・・・
I・当時何千円で買えたものが・・・・
S・ロックマン4は・・・あれはボスを考案したひとにだけ配られた非売品。
I・差つきますわ。
B・光るカセットっていうのはいわゆるカセットじたいの、周りのふちが光る・・・ピかピカピカ〜ンって・・・そういう仕掛けをしてあるやつがあった・・・・けっこう遊び心があって。
S・コナミもありましたね、スケルトンカセット。
O・へぇ〜。
S・『沙羅曼蛇』(サラマンダ)っていうゲームがあって。『グラディウス』シリーズの・・・・
(声・複数。聞き取り不能)
B・だから、それを、ほしいがために、子どもたちがそれを買う・・・・買って買って〜・・・・
I・あ〜・・・親の・・・けっきょくは親の財力ですからね。
O・まぁ・・・しかたない。
S・まぁそれはしかたない。
B・まぁ、いまの円盤とかじゃぜったいできない。
O・カセットでしかできない。
B・ファミコンカセットでしか。・・・で、もうひとつあるのは、あの、ファミコンのカセットって、オレンジにあるやつやったら、フツーにああいう、四角いやつやんか。むかしナムコやったかな、『ファミスタ』っていう・・・
数人・あぁ、あぁ〜・・・・
B・おっきいやつがあった、特大の・・・縦におっきい。
I・縦に長い?
B・どうやったかなぁ・・・
S・縦に長い。
B・で、びっくりすんのは、おっきいやつの中に、・・・・・、差込口があって、ちっちゃい、カセット・・・?チップやったかな、なんかそういう、カード形式のやつをガチャってはめれる、ゲームボーイみたいに。
I・ああ・・・・カートリッジ。
B・そう、カートリッジがあって、それをはめて、それがセーブデータみたいに、機能するっていう。・・・だから、ガチャって、カートリッジ抜いたやつは、親ガメ・・・親カセット、って呼ばれてて、そんなかにはめるのは子カセットって呼ばれてた。・・・・そうそう、こういうやつ。
O・参考画像。・・・・・・・伝わらないやつ。
(BGM 『悪魔城ドラキュラ』 「血の涙」)
B・いま、画像があるんやけど、黒いおっきいカセットとか・・・
S・普通のカセットよりも。
B・で、これ、ファミスタ・・・・これ、俺、持ってて。
I・ファミスタはだいぶ売れましたよねぇ。
B・だいぶ売れた。ファミスタ俺91やってたかなぁ。
数人・あぁ〜
B・トン、ウワ〜ン・・・・(音真似)・・・・テルルルトゥートゥトゥ・・・・ホームランになったら鳴るっていうね。
O・バントでホームランとか。
B・(笑)あれは・・・・ほらまた別や・・・・
S・あれは『燃えろプロ野球』・・・・
B・ジャレコって会社がだしてた。
I・あれファミスタでもできるんだぜ、バントでホームラン。
S・いちおうできんことはない(笑)
I・ええ・・・それ、ひどいでしょ(笑)
(BGM 『悪魔城ドラキュラ』 「新たなる決意」)
B・ホームランになると、ピッチャーが悔しがる映像になる。バントでホームラン・・・・(笑)・・・・で、CMになると、後ろを振り返ると、父が泣いていた・・・・ジャレコ(笑)
I・そら泣きますよ〜無理ないですわ。
S・泣きますよ〜。
B・あれ、バグ技っていうね。・・・・・・だから、『ファミスタ90』は、ポ〜〜〜ンって、効果音からおもしろかってん。ガキ〜ン、って打って、ポわ〜〜〜〜ぁ〜〜〜ン(音真似)・・・ポッポ・・・これがヒットや。で。・・・・・・・(そのあと描写が続くが文字でかくのが難しいので略)・・・・・・・・・この音がねぇ、けっこうおもしろかった、うちは。のちにでた、コナミの『パワフルプロ野球』では、できなかった、おもしろいやつかな。
O・ファミスタでしか味わえない。・・・・・・・オンラインでも同じような音は流れてたけど。
B・あれはね、はまるよ、ほんとに。きいてたら。
I・それはちゃんとユーザーを考えてますよね。
B・そうそうそう・・・・ちゃんと、飛んでるっていう表現を、音で表現する、映像だけじゃなくて。
I・めっちゃ難しいですけどね。
B・いいよ〜あれは。
S・ええ。
B・ファミスタ、うちは91やったけど、もっと前は89とか88とか、なんか年によって新しく出てたんよね。
O・毎年。
I・大変ですよ、今考えたら。
B・そうよ。一年に一度必ず出してた。
S・いまでも・・・・・最近まででしたね。
B・パワプロがそののちに、ファミスタを、ひきついでやってるみたいなかんじやから。
I・あ・・・・そのままに?
B・そうそうそう・・・・ファミスタはね、ナムコがだしててん。♪きょう〜もファミスタ〜、あしたもファミスタ〜・・・・
S・知ってる人にしかわからない(笑)
(BGM 『悪魔城ドラキュラ』 「決死の対戦」)
B・で、その後、引き継ぐ形で、コナミが、パワフルプロ野球っていうのを、スーパーファミコンからだしてるねん。・・・・・・だからそういう意味ではファミスタ91っていうのが最後のシリーズかなぁ、もしかしたら・・・ファミコンでね。
S・ファミコンででてたのは最後。
B・うちはそのあとコナミのパワフルプロ野球にいったから・・・・・・・でもね、ファミスタ90の面白さはパワプロでは味わえんかったなぁ。やっぱり。面白かったけどね。
I・実際に野球しなくても。
B・そうそうそう・・・そのあとで野球好きになったからね。自分で投げたりとか・・・・スポーツの中でどれやりたいかっていったら野球・・・・どっちかっていえば。それはやっぱり小さい頃にファミスタ91とかパワプロプロ野球やって遊んでたから。
I・あぁ〜・・・・でもそれは体がついていくかどうか。
B・まあまあまあ・・・・ただ単に・・・・なんだろ、オレンジの会でソフトボールとかやって、俺がピッチャーやってたまたま勝っちゃったけど、あんな感じで・・・・楽しくできるから、今でも。
I・今は・・・・草野球しませんからね、相手がいませんからねぇ。
B・まあね。野球好きになるきっかけをくれたゲームかな、そういう意味では。・・・・・楽しかったなぁ、ほぼ毎日やってたもん。
S・スポーツといえば『くにおくん』がまっさきに浮かびますけどね。
B・くにおくんか。・・・・・・テクモ・・・・
S・あ、テクノスです。
O・テクモはコーエーテクモ。
I・ややこしいですな。
O・まぁ、昔のやつ。
B・ドッジボールとか、陸上とか、競技の・・・・・
I・競技モンばっかり?逆にいうとそれが強い?
B・まぁそうやね、印象的には。でもうちはやらんかったなぁ、それは。くにおくんシリーズはさすがに・・・・・
いま、しもっきーが、ウォークマンをいじってます。
(BGM 『熱血高校ドッジボール部』 「対日本・チームのテーマ」)
S・くにおくんシリーズの、ドッジボールですね。当時ドッジボールが流行ってねぇ〜・・・
B・ドッジボールねぇ。学校で、ようやってたけど。
I・なんかめちゃぶつけ、ってあって。
B・(笑)そのころに、このくにおくんシリーズってのが、テクノスから。
I・ドッジ弾平っていうのも・・・
B・ドッジ弾平もねぇ、NHKでやってたけど、そのころに。
S・同時期ですね。
B・ドッジボールのブームがきてた頃。
S・そうですね。・・・・・これが日本チームの音楽ですけど。
I・日本代表?
S・日本代表、と戦う、くにおくんたち。
B・そうそうそう・・・・主人公側と、日本代表が、ドッジボールで対決する・・・・・
I・完璧スポ根・・・・
B・まさしくそうよ、熱血モンよ。
S・これなんかわかるんちゃうかな。
(BGM 『熱血高校ドッジボール部』 「対ソ連・チームのテーマ」)
B・これは何の?
S・対、ソ連チーム。
B・ソ連チーム・・・!ソ連てまた時代が・・・・・
S・当時ソ連。
I・あそっかそりゃしゃあないわぁ。
S・カチューシャなんですよ、音楽。
B・あぁ〜そっか・・・・(笑)うわぁ、反応した反応した!
O・反応するところがちがうねん、たぶん。
I・わかってるわかってる・・・・・・カチューシャかぁ・・・・
B・・・・・・・・・・・あ(聴いている)、ほんまやほんまや、カチューシャや。・・・・タンタラランララ〜ンラ〜ン♪・・・・・・・ごめん、俺やっぱりあっちがでてくる(笑)
O・ですよね〜。
数人・ですよね〜。
O・今カチューシャって聞いたら、まああっち・・・・
I・かぶるもんがない〜(笑)
B・(笑)「シベリア平原見たいね!」みたいな。
I・え、25ルーブル・・・・・あのひともう〜・・・・
S・当時からありますからね、大昔から。
B・ほら、おーまきさんも歌ってはったやん、ふつーに。
S・こっからのアレンジが、特にお気に入りなんです。
B・すごいね。こうやってアレンジができるんやから。あのカチューシャを。・・・・すごいユーロビートみたいになってるやん。・・・・・・みんなすごいテンションあがったで、カチューシャ聴いた瞬間に。おじさんたちが(笑)
O・おじさんが。
B・しもっきー、ナイスチョイス!
S・(笑)
O・別の話になったけど。
I・でもそれは・・・・まだ、スマホゲームですからな〜・・・・また違いますけどね〜
O・まぁ一応ゲームっちゃゲーム。
S・リメイクバージョン。
(BGM 『くにおくんのドッジボールだよ全員集合!』 「ろしあ」)
I・そんなんもあるん?
S・これスーファミ版のドッジボールなんですよ。
B・っていうことは16ビットの音源だ。さっきのは8ビットやけど・・・・・
S・これ、対ロシアの。
B・あ、ロシアに変わってる・・・・政権崩壊して。
I・80年代・・・
B・90年代・・・
数人・・・・・・ちゃ〜んちゃ〜んちゃ〜んちゃちゃ・・・・・・♪(サビのところ。BGMにあわせて歌っている)
B・あか〜んだめだ〜
S(笑)
B・あっちがでてくる〜
I・劇場版。
B・そう、劇場版がでる〜だめだ〜・・・かっこよすぎる〜・・・
I・あ、劇場版・・・・テレビでなく?
B・あ、そっちもいくけど、印象が強いのは・・・
S・そっちのほうがアレンジが強いですよね。
B・編曲した人は・・・アレンジャーは?
S・たぶん一緒じゃないかな。
I・でないと作れないんじゃ・・・・
B・あの、なんだろ、この、カチューシャの曲を、そこらへんの、おじさんたちに聴かせたら、おお〜!ってなるよ、たぶん。・・・・・いやこれね、実は、ゲーム音楽なんですよ〜、って。こん時から、使われてたんでうよ。こん時に、っていうか、今の時期こういうゲーム音楽ができたら、みんなわ〜っと盛り上がってたかもしんないですね〜。・・・・・・・・・・・すごいアレンジや・・・・・・・・・手をこうやって前にして、腰を低くして・・・・
O・コサック。
I・あれしんどいんですよ。やらされましたけどね。罰です、懲罰で。
B・あぁ、そうなんやぁ・・・・・
I・スクワットの比じゃないですよ。
O・スクワットやってる方が楽やで、そんなもん。
B・これ聴きながらゲームやってるとねぇ、たぶん、なんか変にテンションあがるよ。
I・あぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
S・それはある意味別の・・・・・・
B・いやぁ〜〜〜〜貴重なもん聴いたなぁ〜・・・・・・・
(BGM 『くにおくんのドッジボールだよ全員集合!』 「どいつ」)
B・これは?
S・ドイツ戦ですね。対、ドイツ戦。
I・強豪ばっかりじゃないですか。
S・まぁ、後半戦ですからね。
B・あぁ、そっか・・・後半戦になるとそうやな。強豪チームになるわな。・・・・へぇ〜・・・・・・なんか、いったん切ろうかって言ったけど、けっこう長く・・・
O・切るタイミングがない。
I・編集点がない・・・
S・これ終わったら・・・・・フェイドアウトで・・・・
B・いや〜まさかくにおくんシリーズにいくとは思わんかったなぁ〜。
O・BGMだけや、くにおくんシリーズ。
B・スーパーマリオからドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー、イース、・・・RPG要素ば〜っと話をして・・・
S・ええ。
O・ほとんどRPGばっかりですよ、流れてたBGM。
B・あ〜そうか〜・・・ロマサガいってロックマンいって・・・・・ストリートファイターの話もしたし・・・・
S・一応ストリートファイターもないことないんやけどな。
I・すぐには出せない。
B・まぁね、まぁまぁ。
O・まぁまぁ。
S・・・・・・リメイク版ですけどね・・・・
I・それでもあるだけまだ。
B・ここにももういっこウォークマンがあるんやから。この人すごいよ。
I・おそろしい。
B・(笑)
S・ちょっとは見直しましたかね(笑)
B・ね、すごいでしょ、しもっきー。
I・勝てない勝てない・・・・
B・絶対勝てない。
S・じゃぁ、このあたりで切りますか。
O・とりあえずいったん。
I・ゲームの申し子。

                               →第弐部に続く。

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